お母さんは、



「急にどうしたの?これまでは近くにしたいっていってたじゃん」



とは言ったけど、とにかくしたいと言ったらそれ以上聞かずに塾の体験に連れてってくれた。



もうあんな学校生活は嫌だ。



青春したい、本当に信用できる友達が欲しい、あわよくば彼氏なんかも欲しい。



クラスメイトへと復讐心を勉強にぶつけた。



そして、電車で1時間ほどの高校に合格することが出来た。



合格が決まってからは、メイクの練習に、笑顔の練習にダイエット。



高校デビューをしたくてとにかく垢抜けるために努力を積み重ねた。



絶対に、充実した学園ライフを送るんだ!