…と思ったのもつかの間。
「莉紗先輩って小説家書くんだね」
瀬名くんはパッと話題を切り替えた。
こうされればもう私は為す術なく肯定することしか出来なかった。
「…うん」
最悪、すごい最悪。
鏡を見なくとも今自分の顔が絶望で満ち溢れていることが分かる。
こんな形で小説を書いていることがバレちゃうなんて。
しかも、瀬名くんに!
1番バレたくなかったって言っても嘘にならないくらいにはバレたくなかった。
だけど超ショックを受けている私とは裏腹に瀬名くんはなんだか嬉しそうだ。
「ねぇペンネーム何!?」
はぁなんでそんなに楽しそうなんだ。
今絶対テンション上がるとこじゃないでしょ。
だけど彼がそんなににこにこしている理由は次の発言ですぐにわかった。
「俺の妹さ、スピカでよく読んでるんだけどさ」
どうやらスピカを知っているのは、妹さんか理由みたいだ。
「莉紗先輩って小説家書くんだね」
瀬名くんはパッと話題を切り替えた。
こうされればもう私は為す術なく肯定することしか出来なかった。
「…うん」
最悪、すごい最悪。
鏡を見なくとも今自分の顔が絶望で満ち溢れていることが分かる。
こんな形で小説を書いていることがバレちゃうなんて。
しかも、瀬名くんに!
1番バレたくなかったって言っても嘘にならないくらいにはバレたくなかった。
だけど超ショックを受けている私とは裏腹に瀬名くんはなんだか嬉しそうだ。
「ねぇペンネーム何!?」
はぁなんでそんなに楽しそうなんだ。
今絶対テンション上がるとこじゃないでしょ。
だけど彼がそんなににこにこしている理由は次の発言ですぐにわかった。
「俺の妹さ、スピカでよく読んでるんだけどさ」
どうやらスピカを知っているのは、妹さんか理由みたいだ。

