最初は陰口だけだったけどだんだんとエスカレートしていじめと呼べるレベルになった。
みんなの共通の敵に仕立てあげられた。
先生の見えないところで行われる私物への落書き、何かが無くなることも少なくない。
だけど親に心配だけはかけたくなくて、無理に学校に行く毎日。
一番衝撃的だった出来事と言えば…。
それまで仲良くしてた友達の2人が私の筆箱に落書きしているのを見た時。
帰り道、筆箱を忘れたのに気がついて1度取りに帰った。
クラスメイトに見つかったら面倒だから教室に誰もいないことを確認してこっそり取って帰ろうと思っていた。
「なんて書く!?」
教室からは楽しそうに騒ぐ女子の声がする。
私にはその聞きなれた声が仲良しだった2人とすぐわかってしまった。
びっくりして反射的に壁に隠れる。
「妄想女って書こうよ」
「何それ最高すぎ」
教室の中を覗くと私の筆箱にネームペンで落書きをする2人が見えた。
あまりに衝撃的でその日はもはや涙も出なかったのをよく覚えている。
みんなの共通の敵に仕立てあげられた。
先生の見えないところで行われる私物への落書き、何かが無くなることも少なくない。
だけど親に心配だけはかけたくなくて、無理に学校に行く毎日。
一番衝撃的だった出来事と言えば…。
それまで仲良くしてた友達の2人が私の筆箱に落書きしているのを見た時。
帰り道、筆箱を忘れたのに気がついて1度取りに帰った。
クラスメイトに見つかったら面倒だから教室に誰もいないことを確認してこっそり取って帰ろうと思っていた。
「なんて書く!?」
教室からは楽しそうに騒ぐ女子の声がする。
私にはその聞きなれた声が仲良しだった2人とすぐわかってしまった。
びっくりして反射的に壁に隠れる。
「妄想女って書こうよ」
「何それ最高すぎ」
教室の中を覗くと私の筆箱にネームペンで落書きをする2人が見えた。
あまりに衝撃的でその日はもはや涙も出なかったのをよく覚えている。

