その場にいた全員が彼に圧倒されて言葉を失っていた。
夏川くんが彼に声をかける。
「生徒会のメンバーだよね、ちょうど自己紹介してたところなんだ」
どんなハプニングが起きようと作ることのできる自然で屈託のない笑顔。
さすが王子と言われているだけある。
ドキドキしながら金髪くんの次の言葉を待つ。
「俺もしろってこと?」
なのに彼はなかなかに生意気な言葉を発した。
これには私やほかの後輩だけでなく夏川くんでさえも戸惑っている。
「うん、よかったら」
なんとか夏川くんが言葉をつないでくれる。
ありがとうすぎるよ…!
私は困惑して何も言えなかったと反省していたら金髪くんが形のいい唇を開いた。
「瀬名三琴」
だけど彼が言ったのはたったそれだけだった。
瀬名三琴くん。
彼にぴったりな名前だと思う。
なんでそう思ったのかは分からなかったけど多分響きかな。
夏川くんが彼に声をかける。
「生徒会のメンバーだよね、ちょうど自己紹介してたところなんだ」
どんなハプニングが起きようと作ることのできる自然で屈託のない笑顔。
さすが王子と言われているだけある。
ドキドキしながら金髪くんの次の言葉を待つ。
「俺もしろってこと?」
なのに彼はなかなかに生意気な言葉を発した。
これには私やほかの後輩だけでなく夏川くんでさえも戸惑っている。
「うん、よかったら」
なんとか夏川くんが言葉をつないでくれる。
ありがとうすぎるよ…!
私は困惑して何も言えなかったと反省していたら金髪くんが形のいい唇を開いた。
「瀬名三琴」
だけど彼が言ったのはたったそれだけだった。
瀬名三琴くん。
彼にぴったりな名前だと思う。
なんでそう思ったのかは分からなかったけど多分響きかな。

