その後も自己紹介は順調に進んでいって、その場にいる全員が自己紹介を終える。
「これで最後かな…」
最後の一年生が挨拶が終わったところでそう呟くと、一人の一年生が
「えっともう一人いるんですけど…」
と申し訳なさそうに言ってきた。
そして私もその瞬間気づく。
金髪の男の子がいないことに。
名前すら知らないけど、見た目とは裏腹に首席で合格、生徒会選挙に立候補し当選。
だけどやっぱり不良っぽい見た目だったから初回からサボリかな…。
うん、ありえる。
一年生の子も同じことを思ったのか
「でも今日は来ないと思うんで先進めちゃってください」
と口にした。
まぁ今日は来なかっただけで次は来るかもしれない。
自分を自分で納得させて生徒会の仕事について説明しようとした時。
「しゃーせん、遅れました」
勢いよくドアが開いてみんなが一斉にそっちの方向を向く。
そこには容姿端麗な光の束を集めたような金髪の男の子が立っていた。
「これで最後かな…」
最後の一年生が挨拶が終わったところでそう呟くと、一人の一年生が
「えっともう一人いるんですけど…」
と申し訳なさそうに言ってきた。
そして私もその瞬間気づく。
金髪の男の子がいないことに。
名前すら知らないけど、見た目とは裏腹に首席で合格、生徒会選挙に立候補し当選。
だけどやっぱり不良っぽい見た目だったから初回からサボリかな…。
うん、ありえる。
一年生の子も同じことを思ったのか
「でも今日は来ないと思うんで先進めちゃってください」
と口にした。
まぁ今日は来なかっただけで次は来るかもしれない。
自分を自分で納得させて生徒会の仕事について説明しようとした時。
「しゃーせん、遅れました」
勢いよくドアが開いてみんなが一斉にそっちの方向を向く。
そこには容姿端麗な光の束を集めたような金髪の男の子が立っていた。

