待ちに待った三琴くんの誕生日。
いいプレゼントが買えてからすごく楽しみにしていた。
終学活が終わって、三琴くんの家に行く準備をしていたらクラスメイトに呼び止められた。
「有村さん」
「ん?」
1度、席が隣になったことがある男の子だ。
何か用があるのかなと思ったら、彼は
「よかったら連絡先交換してくれない?」
と言い出した。
「ごめん」
なんでこんな微妙な時期に、と思ったけど三琴くんの顔が浮かんでしっかりと断っておいた。
「お願い!」
だけどあっちもなかなか引き下がらずに困っていた時。
「莉紗!」
と廊下から声がした。
振り向いてみればそこには愛しい人の姿。
「三琴くん」
終わったら迎えに行くって言ってたけどほんとに来てくれてたんだ。
三琴くんの姿をみて、クラスメイトの男子は
「やっぱ連絡先いいや」
と苦笑いをして去っていく。
いいプレゼントが買えてからすごく楽しみにしていた。
終学活が終わって、三琴くんの家に行く準備をしていたらクラスメイトに呼び止められた。
「有村さん」
「ん?」
1度、席が隣になったことがある男の子だ。
何か用があるのかなと思ったら、彼は
「よかったら連絡先交換してくれない?」
と言い出した。
「ごめん」
なんでこんな微妙な時期に、と思ったけど三琴くんの顔が浮かんでしっかりと断っておいた。
「お願い!」
だけどあっちもなかなか引き下がらずに困っていた時。
「莉紗!」
と廊下から声がした。
振り向いてみればそこには愛しい人の姿。
「三琴くん」
終わったら迎えに行くって言ってたけどほんとに来てくれてたんだ。
三琴くんの姿をみて、クラスメイトの男子は
「やっぱ連絡先いいや」
と苦笑いをして去っていく。

