「ではこちらが見積書です」
「ありがとうございます。私からはこちらを。決定したタイムテーブルです。当日、遅れてくる人が数名いる予定です。私も気にしておきますが、もしスタッフの方が気づいたら私に教えていただけると助かります。会費を徴収しなくてはいけないので」
「かしこまりました。スタッフで共有しておきますね」
その後もいくつか確認を終え、めぐは席を立つ。
「長谷部さん、今日は色々とありがとうございました。思いがけず楽しい時間になりました。忘年会当日も、どうぞよろしくお願いいたします」
「こちらこそ。雪村さん、よかったらこちらをどうぞ」
差し出されたホテルの紙袋を、めぐは怪訝な面持ちで受け取った。
「何でしょうか?」
「ホテルオリジナルのスペアリブです。温め直せばすぐに食べられますから」
「えっ、あのスペアリブですか?本当に?」
目を輝かせるめぐに、長谷部は笑い出す。
「ええ、あのスペアリブですよ」
「嬉しいです!ありがとうございます、長谷部さん」
「そんなに喜んでいただけるとは。オリジナルパウンドケーキと紅茶も入ってますので、そちらもどうぞ召し上がってください」
「えっ、そんなに?ありがとうございます!なんだかクリスマスプレゼントをいただいた気分です。コンサートも聴けたし、素敵な映像とエピソードも紹介してくださって。とってもいい日になりました」
「私の方こそ。雪村さんとお話しすると幸せな気持ちになります。今日はいらしてくださってありがとうございました。また忘年会で」
「はい、よろしくお願いします」
笑顔を交わしてから、めぐはぽかぽかと温かい気持ちを胸に帰路についた。
「ありがとうございます。私からはこちらを。決定したタイムテーブルです。当日、遅れてくる人が数名いる予定です。私も気にしておきますが、もしスタッフの方が気づいたら私に教えていただけると助かります。会費を徴収しなくてはいけないので」
「かしこまりました。スタッフで共有しておきますね」
その後もいくつか確認を終え、めぐは席を立つ。
「長谷部さん、今日は色々とありがとうございました。思いがけず楽しい時間になりました。忘年会当日も、どうぞよろしくお願いいたします」
「こちらこそ。雪村さん、よかったらこちらをどうぞ」
差し出されたホテルの紙袋を、めぐは怪訝な面持ちで受け取った。
「何でしょうか?」
「ホテルオリジナルのスペアリブです。温め直せばすぐに食べられますから」
「えっ、あのスペアリブですか?本当に?」
目を輝かせるめぐに、長谷部は笑い出す。
「ええ、あのスペアリブですよ」
「嬉しいです!ありがとうございます、長谷部さん」
「そんなに喜んでいただけるとは。オリジナルパウンドケーキと紅茶も入ってますので、そちらもどうぞ召し上がってください」
「えっ、そんなに?ありがとうございます!なんだかクリスマスプレゼントをいただいた気分です。コンサートも聴けたし、素敵な映像とエピソードも紹介してくださって。とってもいい日になりました」
「私の方こそ。雪村さんとお話しすると幸せな気持ちになります。今日はいらしてくださってありがとうございました。また忘年会で」
「はい、よろしくお願いします」
笑顔を交わしてから、めぐはぽかぽかと温かい気持ちを胸に帰路についた。



