涼介と沙希はバンド練習を重ねる中で、互いに成長を実感していた。しかし、文化祭が近づくにつれ、緊張が高まる。沙希はバンドの一員としての責任や期待に押しつぶされそうになり、徐々に自分を見失っていく。涼介は沙希の様子を気にかけるが、彼女が自分の感情を話すことをためらっていることに気づく。二人の間に微妙なすれ違いが生まれ、練習中の音も自然と不協和音を奏でるようになる。