「菜乃花は……俺が一生大切にしたいなって思えた、唯一の女の子だよ」
「っ!」
あまりにも整ったきれいな顔で言われて、鼓動が大きく跳ねた。
「今もこれから先も、それだけは変わらない。だから……これからもずっと、俺の隣にいてくれる?」
「うん」
高鳴った鼓動がまだ落ち着かないなか、私は首を縦に振った。
「私もずっと、彗くんと一緒にいたい」
素直に想いを伝えると、彗くんに力いっぱい抱きしめられた。
「これからもずっと、彗くんのことは私に守らせてね」
「それはダメ。菜乃花に危険が及ぶのが嫌で、ボディーガードは終了させたっていうのに……」
彗くんの私を抱きしめる腕に、力がこもる。



