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彗くんにエスコートされ、ホテルの1階にあるパーティー会場へとやって来た。
私は彗くんと並んで、煌びやかな会場に足を踏み入れる。
「すごい……どこを見てもキラキラしてる」
天井からは巨大なシャンデリアが吊り下がり、招待された人たちの中には、テレビや雑誌で見たことのある有名人もたくさん。
「……っ」
私は、思わず足がすくみそうになってしまった。
今さらだけど、もしかして私はとんでもないところに来てしまったんじゃ……。
「大丈夫?」
隣に立つ彗くんが、緊張で今にも倒れそうな私の顔を覗き込んでくる。
「ご、ごめん。私、緊張しちゃって……」
「こういうパーティーに出るのが初めてなら、無理もないよ。悪いな。菜乃花を、こんなことに巻き込んでしまって」
彗くんの声が、申し訳なさそうに落ちる。
「でも、今日で最後だから。菜乃花はただ、俺の隣に立っていてくれれば良い」
彗くんが、私の肩にそっと手を置いた。
「だから……もう少しだけ、俺に付き合ってくれないか?」



