「説教でもしてやるかと思ったが、興が削げたわ。おいアルサイド、お前まだ政府筋の関係者に顔が利かないだろう。将来のために、今の内に繋いでおいてやる。来い」
「助かります。悪いジェミー、この埋め合わせは後で」
「はいはい、いってらっしゃい」
気の抜けた感じでふたりを見送ったジェミーに、セニアが囁きかけた。
「アルサイド殿下、変わったわよね。学園にいた頃は、もっと物静かで話しかけづらかったのに。気になってた令嬢も結構いたけど誰も相手されなかったわ」
「あ~、わかるかも」
そういえば、クラフトとセニアの関係を暴くために訪れた夜会でも、彼ったら、集まってきたご令嬢たちをバッサリやっちゃってたっけ、とジェミーは腕を組む。
「もともと末っ子ちゃん気質、なのかしらね~」
「え? そうなの?」
意外そうにセニアが首を傾げる。
「助かります。悪いジェミー、この埋め合わせは後で」
「はいはい、いってらっしゃい」
気の抜けた感じでふたりを見送ったジェミーに、セニアが囁きかけた。
「アルサイド殿下、変わったわよね。学園にいた頃は、もっと物静かで話しかけづらかったのに。気になってた令嬢も結構いたけど誰も相手されなかったわ」
「あ~、わかるかも」
そういえば、クラフトとセニアの関係を暴くために訪れた夜会でも、彼ったら、集まってきたご令嬢たちをバッサリやっちゃってたっけ、とジェミーは腕を組む。
「もともと末っ子ちゃん気質、なのかしらね~」
「え? そうなの?」
意外そうにセニアが首を傾げる。



