プロフィール

安野 吽
【会員番号】1284223

作品一覧

表紙を見る 表紙を閉じる
『どうせ転生させるなら、なんでもうちょっとマシな役割にしくれなかったのよー!』 ある日。雷に打たれたことで、転生悪役令嬢ジェミー・ペリエライツは前世の記憶に覚醒した。 そこで思い出したのは、この物語世界での結末。ヒーローの第二王子クラフトとヒロインセニアに断罪されたあげくに、家族もろとも処刑台に上げられてしまう悲惨な運命。このままでは、ジェミーたちに明るい未来は訪れない! それを回避すべく、彼女は振る舞いを改め取り戻した知識を駆使し、新たに築いた人脈でストーリーの改変を行うと決意する。だがその運命には王位継承争いの複雑な思惑が絡み合い、こちらの命を狙う王太子や影に潜む第三王子との接触は避けられない。 相次ぐ暗殺未遂で身の危険を感じ始めた彼女は、入学したての学園で知り合った、本来作中に登場しないルゼという青年に身辺の護衛役を請け負ってもらえることに。頑なで素っ気ない彼といがみ合いながらもジェミーは、いずれ来たる最悪の結末に立ち向かう。 裏から手を伸ばしてくる各王子たちの横槍に、華々しい学生生活。おまけに趣味で開いたお店も軌道に乗っちゃって!? 目まぐるしい日々を送るジェミーははたして、舞台の裏側に隠れた脇役サイドの人間たちを味方に付け、無事生存ルートにたどり着けるのか――!?
表紙を見る 表紙を閉じる
 これは、自らを苛む貴族家から解き放たれたひとりの女性が、ひとつのお店を通して自分と出会い直す物語――。  ノルシェーリアという王国に、魔道具作りを生業とすることで急速に名を上げたファークラーテン子爵家という家柄があった。  その当主が屋敷の侍女に手を付け生まれたサンジュは、魔導具師として優秀な技術を備えながらも、当然のごとく父母や冷酷な長兄ソエル、残虐な次兄ザドに虐げられる毎日を送っていた。  あげく身売りのような形で嫁がされることになり、そのことに絶望した彼女はある日……自らの命を断とうと王都の橋の上から冷たい水の中へ飛び込んでしまう。二度と上がって来られぬように重荷を抱えて。  そこで救いの手を差し伸べたのが、自らの身を獣に変える魔術を宿す辺境伯、ディクリド・ハーメルシーズという男だった。  たまたま嫁探しで、広大な辺境ハーメルシーズ領から訪れていた彼にすべてを打ち明け、領地に連れ帰られたサンジュ。  彼女はそこで数々の新しい出会いから他人の言いなりだった自分と決別し、やがて自らの意志の元、その技術を誰かのために役立てたいと望むようになる。そしてディクリドの尽力もあり、街で一軒の魔導具店を構えることに――。  だが、あの一家が娘を利用することを諦めるはずもなく、その頃には遠方の地で策謀が動き始めていた……。
表紙を見る 表紙を閉じる
数年前、家から捨てられ魔女に育てられた少女メルは、ある日森で血を流し倒れていた貴族の青年を見つけた。 傷を負ったまま無理をして屋敷に戻ろうとする彼を見ていられず、この地域を治める公爵の屋敷に送り届けると、なんとその正体は、実兄ザハールと王位継承権を争っている第二王子ラルドリスなのだという。 囚われた実母を助けるため、王国の城へ舞い戻る決意をするラルドリス。 メルは祖母と慕う亡くなった魔女の教えに従い、ラルドリスの身をつけ狙う王国兵や魔術師から守るため、彼やその支援者である公爵、相棒のリスと共に旅立つ。道中で民から様々なことを学び、次第に上に立つ者としての覚悟を固めていくラルドリスを見守りつつ……それは図らずも、メル自身が大切な人を失った心の傷に向き合う旅となっていった――。
表紙を見る 表紙を閉じる
 推し(グッズ)を庇って死に、転生したら、推しがいた――。 しがない書店の非正規社員として、貧しく暇のない生活を送る矢束紙安(やづか・しあ)。彼女の生きがいは推しの活躍。それだけを楽しみに家に帰りついた彼女の目に映ったのは、火災で燃える我が家。推しグッズを救おうと無我夢中で飛び込んだ彼女は、結局あえなく命を落とす。 だが、何故か彼女は別の場所で悪役令嬢として目を覚ました。そしてあろうことか目の前には今最推しのキャラクター……死ぬほど男前なフェルメイア王国の若き宰相、リューグ・アロウマークという男が笑いかけていた。 ゲームであるはずの世界で生活が始まり、戸惑いながらも推しに尽くされ、紙安は幸せな生活を送る。だがリューグはこの物語のラスボスでいずれ死ぬ立場。どうすればいい……。 そして、この身体の元の持ち主は一体どこへ――? (※作中に主人公の死の描写が何度かあります。苦手な方はご注意ください)
【WEB版】追放したくせに戻ってこい? 万能薬を作れる薬師を追い出しておいて、今さら後悔されても困ります! めでたく婚約破棄され、隣国で自由を満喫しているのでお構いなく
[原題]婚約者は妹を選んだので元大聖女は旅に出ました ~なぜか魔族の国の方が私を人間扱いしてくれるので、一生ここで暮らしたい~

総文字数/187,985

ファンタジー471ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
※2024年2月5日にスターツ出版様より書籍版が発売となりまして、本作は原題【婚約者は妹を選んだので元大聖女は旅に出ました~なぜか魔族の国の方が私を人間扱いしてくれるから、一生ここで暮らしたい~】から【追放させたくせに戻ってこい? 万能薬を作れる薬師を追い出しておいて、今さら後悔されても困ります! めでたく婚約破棄され、隣国で自由を満喫しているのでお構いなく】と改題されます。応援して下さった皆様方、本当にありがとうございました……これからもよろしくお願いいたします!! 自国に愛想をつかし旅に出た大聖女は、魔族の国で成り上がる――? 大陸でも有数の大国、セーウェルト王国。その王都で暮らす伯爵令嬢エルシアは、類い稀なる治癒能力を持ち、聖女たちの頂点に立つ大聖女として、日々激務をこなしていた。 この国では大聖女に選ばれた者が王太子と婚約し、次期王妃となる習慣がある。しかしある日、手紙一つで呼び出されたかと思ったら、唐突に王太子は交わしていた婚約を破棄してしまう。そしてその新しいお相手はなんと妹。 今まで辛い妃教育にも耐え睡眠時間まで削って耐えてきたのに……仕事も立場も全てを奪われ一気に気持ちが冷めてしまったエルシアは、何もかもが馬鹿馬鹿しくなって旅に出る。 それはいきなり盗賊に襲われるような順風満帆とは言えない旅路。だが出会いもあった。謎の美青年がその場に乱入し盗賊達を追い払ってくれたのだ。 彼と肩を並べ奮戦するも怪我を負い気を失ってしまったエルシア。しかし彼女が目を覚ますとそこはなんと、自国と敵対していたはずの魔族の国で……彼女の未来は果たして――。

公開リスト一覧

公開されているリストはありません。

レビュー一覧

レビューした作品はありません。

好きな作家

    登録されていません。
pagetop