単なる一般的な家族生活を提示しただけなのだが、その妄想はどうやらジェミーの精神の許容限界を突破していたらしい。
「け、けけけけけ結婚!? こけこっ、子どもっ⁉ はわわわわわ……! う~ん」
「おっとっと」
たちまちブラックアウト。彼女はぐるぐると目を回すと、気を失う。その背中をミリィはさっとキャッチし、ベッドに寝かせてため息を吐いた。
「はらら……この様子では、まだまだ、ご成婚への道のりは険しそうです~。アルサイド殿下、頑張ってください。お付き合いは忍耐、らしいですよ~」
ミリィは吊り下げ型の氷嚢を用意すると竿を握り、幸せそうにうなされている主人の額に当ててベッドサイドから見守る。
そして今も、屋敷の窓から見える白い城にて、同じような悩みで奮闘していそうなアルサイドに、せめて陰ながらエールを送るのだった。
「け、けけけけけ結婚!? こけこっ、子どもっ⁉ はわわわわわ……! う~ん」
「おっとっと」
たちまちブラックアウト。彼女はぐるぐると目を回すと、気を失う。その背中をミリィはさっとキャッチし、ベッドに寝かせてため息を吐いた。
「はらら……この様子では、まだまだ、ご成婚への道のりは険しそうです~。アルサイド殿下、頑張ってください。お付き合いは忍耐、らしいですよ~」
ミリィは吊り下げ型の氷嚢を用意すると竿を握り、幸せそうにうなされている主人の額に当ててベッドサイドから見守る。
そして今も、屋敷の窓から見える白い城にて、同じような悩みで奮闘していそうなアルサイドに、せめて陰ながらエールを送るのだった。



