せっかく胸の中で育った特別な気持ちなのだ。それが確かだとわかった以上、遠慮する必要なんてどこにもない。
だからジェミーは彼を見つめ、はっきりと伝えた。
「ルゼ、あなたが好き。ずっと一緒にいれたら嬉しい」
「………………」
ルゼは、お手上げだというように空を仰ぎ、そのまま動かなくなる。
わかっている。彼にも王子としての立場があること。
あまりに急過ぎる、なにもかもの手順を取っ払った告白に、断られてもしょうがないとジェミーは覚悟しながら、それでも目を逸らさずに彼の方を見続けた。
やがて、ルゼは顔の位置を戻すと、懐を探りひとつのケースを持ち出した。
「それは」
「じっとして」
今度は、彼の方からだった。
だからジェミーは彼を見つめ、はっきりと伝えた。
「ルゼ、あなたが好き。ずっと一緒にいれたら嬉しい」
「………………」
ルゼは、お手上げだというように空を仰ぎ、そのまま動かなくなる。
わかっている。彼にも王子としての立場があること。
あまりに急過ぎる、なにもかもの手順を取っ払った告白に、断られてもしょうがないとジェミーは覚悟しながら、それでも目を逸らさずに彼の方を見続けた。
やがて、ルゼは顔の位置を戻すと、懐を探りひとつのケースを持ち出した。
「それは」
「じっとして」
今度は、彼の方からだった。



