夢中になって魅入っていたルゼがこちらを向く。その光を取り入れた紅い瞳は好奇心に輝いていて、幼い頃に展望台で見た夜空に点るベテルギウスみたい。
今度いつ、彼とこんな景色を見られるだろう。
次はないかも……。
ジェミーたちの人生は星みたいに長くはないから……その存在は途絶えることのない時に刻まれ続け、ある日が来たら呆気ないほど、パッと消えてしまう。前世もそうだった。
だからこそ、この一瞬は貴重なのだ。
彼と一緒でなければ作れなかった過去からの現在。
それを、忘れたくない――。
そんな思いに動かされて、ジェミーは、ルゼにぐっと体を近づける。
「動かないで、目を閉じて」
「えっ、なんだよ」
「少しだけ黙ってて」
「別に、かまわないけど……」
今度いつ、彼とこんな景色を見られるだろう。
次はないかも……。
ジェミーたちの人生は星みたいに長くはないから……その存在は途絶えることのない時に刻まれ続け、ある日が来たら呆気ないほど、パッと消えてしまう。前世もそうだった。
だからこそ、この一瞬は貴重なのだ。
彼と一緒でなければ作れなかった過去からの現在。
それを、忘れたくない――。
そんな思いに動かされて、ジェミーは、ルゼにぐっと体を近づける。
「動かないで、目を閉じて」
「えっ、なんだよ」
「少しだけ黙ってて」
「別に、かまわないけど……」



