「――あぁぁぁぁぁっ!?」
「ひょわぁっ! なななによいきなりっ!」
いきなり大うちわをぽ~んと放り出して叫んだお騒がせ侍女に、ジェミーはつい過敏な反応を示してしまう。
するとミリィはなにかを思いついたようにエプロンのポケットをまさぐって、一枚の手紙を差し出してきた。
「そーでした! 御嬢様へお手紙が来てたんです~! これをどうぞ」
「ん~~~、誰からよ?」
ジェミーは思わせぶりで怪しいミリィからレターナイフと共にそれを手渡されると、陽の光で透かしてみた。
どこか見覚えのある白封筒。それを見たジェミーはもしやと裏面に返し、記載された差出人の名前に、小さく叫んだ。
「アルサイド殿下からだっ!」
「ふふっ。わたし、飲み物のお代わりを用意して参りますね~」
気を利かせてくれたミリィがどこかに行くと、ジェミーはいてもたってもいられずせっかちにそれを開き、寝そべったまま便箋を頭の上にかざすと、ひと文字ずつ目で追っていく。
「ひょわぁっ! なななによいきなりっ!」
いきなり大うちわをぽ~んと放り出して叫んだお騒がせ侍女に、ジェミーはつい過敏な反応を示してしまう。
するとミリィはなにかを思いついたようにエプロンのポケットをまさぐって、一枚の手紙を差し出してきた。
「そーでした! 御嬢様へお手紙が来てたんです~! これをどうぞ」
「ん~~~、誰からよ?」
ジェミーは思わせぶりで怪しいミリィからレターナイフと共にそれを手渡されると、陽の光で透かしてみた。
どこか見覚えのある白封筒。それを見たジェミーはもしやと裏面に返し、記載された差出人の名前に、小さく叫んだ。
「アルサイド殿下からだっ!」
「ふふっ。わたし、飲み物のお代わりを用意して参りますね~」
気を利かせてくれたミリィがどこかに行くと、ジェミーはいてもたってもいられずせっかちにそれを開き、寝そべったまま便箋を頭の上にかざすと、ひと文字ずつ目で追っていく。



