猛然と後を追おうとしたガースルは妻の足払いで転ばされ、ひとり飛びかかった殊勝なロドムの手は空を切り、その場で転がって目を回した。
「あらあら、あなたごめんあそばせ。にしてもあの子ったら。娘ながら大胆なこと。私以上だわ、おほほほほっ」
「ったく、兄貴を差し置いて。お前らしいぜ」
コーネリアとウィンダスも愉快そうに笑って見送り。
「いや~、これはどちらに味方すべきかな? わしには判断できんなぁ~。わははははっ!」
「成長しましたなぁ、ルゼ殿。いい男っぷりですぞ」
ガーフィールとブラウンもあえてふたりを邪魔せずに送り出す。そして――。
「ルゼ様。いってらっしゃいませ」
最後尾で扉を開けて待っていてくれていたウィリアムがいつも通りに深く腰を折る。
「……ああ! 長い間、ありがとう」
「あらあら、あなたごめんあそばせ。にしてもあの子ったら。娘ながら大胆なこと。私以上だわ、おほほほほっ」
「ったく、兄貴を差し置いて。お前らしいぜ」
コーネリアとウィンダスも愉快そうに笑って見送り。
「いや~、これはどちらに味方すべきかな? わしには判断できんなぁ~。わははははっ!」
「成長しましたなぁ、ルゼ殿。いい男っぷりですぞ」
ガーフィールとブラウンもあえてふたりを邪魔せずに送り出す。そして――。
「ルゼ様。いってらっしゃいませ」
最後尾で扉を開けて待っていてくれていたウィリアムがいつも通りに深く腰を折る。
「……ああ! 長い間、ありがとう」



