クラフトの両肩が激しく揺れた。この場で、皇帝が虹色に燦然と煌めく世にも美しい宝玉を取り出したからだ。
その光は式場を七色の光で圧倒し、全員が言葉を失くした。
「本来は門外不出とされる帝国の至宝、“永の蒼”。ふふふ、これが我が手元にあることが、そんなに驚きかな? クラフト王子」
「ど、どう……して」
彼はどうやら、ミリィがすり替えたレプリカに気づくことはなかったらしい。
そして、極めつけにつきつけられたのは皇帝からの残酷な事実。
「クラフト王子、そなたと秘密裏に交わした協定は、本日をもって破棄させてもらう。我が国が、他国の継承争いに巻き込まれて不当な扱いを受けるなど、以ての外なのでな」
「も、もし、私の婿に来るつもりなら、考えてさしあげても~?」
「これ、お前は黙っておれ!」
余計なことを言おうとしたリーザ皇女をとっちめると、皇帝は一歩退き、王太子と入れ替わった。どうやら、彼は語るべきことを終えたようだ。
その光は式場を七色の光で圧倒し、全員が言葉を失くした。
「本来は門外不出とされる帝国の至宝、“永の蒼”。ふふふ、これが我が手元にあることが、そんなに驚きかな? クラフト王子」
「ど、どう……して」
彼はどうやら、ミリィがすり替えたレプリカに気づくことはなかったらしい。
そして、極めつけにつきつけられたのは皇帝からの残酷な事実。
「クラフト王子、そなたと秘密裏に交わした協定は、本日をもって破棄させてもらう。我が国が、他国の継承争いに巻き込まれて不当な扱いを受けるなど、以ての外なのでな」
「も、もし、私の婿に来るつもりなら、考えてさしあげても~?」
「これ、お前は黙っておれ!」
余計なことを言おうとしたリーザ皇女をとっちめると、皇帝は一歩退き、王太子と入れ替わった。どうやら、彼は語るべきことを終えたようだ。



