「ハッ!」
人知れず扉の後ろに控えていた宰相ロドムが、デールからの合図を受け、さる人物に目の前の道を示した。
そこに現れたのは……。
「な、なんと! エディアン帝、どうしてこちらに!」
「ご無沙汰しておりますのう。レビエラ国王」
一同のみならず、国王すら驚きに目を見張る。
それもそのはず、そこに現れたのはカレンベール帝国の現皇帝、エディアン・ド・ラ・カレンベールだ。
近くにはカーライルの姿もあり、帝国に赴いてこの事態を知らせるという役割をきっちり果たして来てくれたよう。
それにしても、まさか当人がここまで来てくれるとは思いもしなかった。元気になった顔色で軽くジェミーにウインクまでするお茶目な君主に、ジェミーも口の端を思わず緩めてしまう。
「余の友人である、ジェミー嬢がなにやらとんでもない状況に置かれていると聞きましてな。それに、娘がひと言、クラフト殿下に言いたいことがあるそうで」
人知れず扉の後ろに控えていた宰相ロドムが、デールからの合図を受け、さる人物に目の前の道を示した。
そこに現れたのは……。
「な、なんと! エディアン帝、どうしてこちらに!」
「ご無沙汰しておりますのう。レビエラ国王」
一同のみならず、国王すら驚きに目を見張る。
それもそのはず、そこに現れたのはカレンベール帝国の現皇帝、エディアン・ド・ラ・カレンベールだ。
近くにはカーライルの姿もあり、帝国に赴いてこの事態を知らせるという役割をきっちり果たして来てくれたよう。
それにしても、まさか当人がここまで来てくれるとは思いもしなかった。元気になった顔色で軽くジェミーにウインクまでするお茶目な君主に、ジェミーも口の端を思わず緩めてしまう。
「余の友人である、ジェミー嬢がなにやらとんでもない状況に置かれていると聞きましてな。それに、娘がひと言、クラフト殿下に言いたいことがあるそうで」



