こちらとあちらの世話をする兵士が来るタイミングもそれぞれずれており、両方の鍵は持っていない可能性が高いところも厄介だ。
「どうしたもんだか。ま、考えとくから、なにかいいアイデアが思いついたら言ってくれよ」
それを最後に、ウィンダスはこちら側のベッドでごろりと寝転がると気持ちよさそうに寝息を立て始めてしまった。
つくづく自由な人で、ジェミーの兄というのも頷けると思いながら、ルゼが後ろに手を突いて石板が敷き詰められたような無機質な天井を見上げていたところ。
(――っ!?)
ふいに、そこに誰かの人影が映り込み、なにかを振り下ろすような仕草をするとともに。
『――命をもらうぞ!』
(うぐっ!)
そんな叫びが聞こえ、左の鎖骨辺りに生まれた激烈な痛みに、思わずルゼは地面に倒れ込む。
「うう、あぁっ! い、いたい……っ!」
「おい、どうしたんだ!? 大丈夫か!?」
「どうしたもんだか。ま、考えとくから、なにかいいアイデアが思いついたら言ってくれよ」
それを最後に、ウィンダスはこちら側のベッドでごろりと寝転がると気持ちよさそうに寝息を立て始めてしまった。
つくづく自由な人で、ジェミーの兄というのも頷けると思いながら、ルゼが後ろに手を突いて石板が敷き詰められたような無機質な天井を見上げていたところ。
(――っ!?)
ふいに、そこに誰かの人影が映り込み、なにかを振り下ろすような仕草をするとともに。
『――命をもらうぞ!』
(うぐっ!)
そんな叫びが聞こえ、左の鎖骨辺りに生まれた激烈な痛みに、思わずルゼは地面に倒れ込む。
「うう、あぁっ! い、いたい……っ!」
「おい、どうしたんだ!? 大丈夫か!?」



