「ミリィ……。よぉし」
ジェミーは解放されると決意を背筋をピンと伸ばし、部屋に飾られた王国旗に扇を向ける。
(クラフト殿下、覚悟しなさい! 乙女の純潔を私欲のために弄ぼうとすればどうなるか、目にもの見せてやるんだからっ!!)
絶対に、このままじゃ終わらせない。
きっと前世みたいに、つらいこともへらへら笑ってやり過ごすためにこの世界に生まれ変わったんじゃない!
家族も大切な人たちも、今も自分にできることを探して動いてくれている。
ならばジェミーも悪あがき上等、最後の一秒まで、しぶとく見苦しく足搔きまくってやる!
そんなジェミーのひたむきに幸せを求め、手繰り寄せようとする心の在り方が、運命を揺るがす力となり。
定まりかけた物語のエピローグが、また一文字一文字と、強引に書き換えられてゆく――。
ジェミーは解放されると決意を背筋をピンと伸ばし、部屋に飾られた王国旗に扇を向ける。
(クラフト殿下、覚悟しなさい! 乙女の純潔を私欲のために弄ぼうとすればどうなるか、目にもの見せてやるんだからっ!!)
絶対に、このままじゃ終わらせない。
きっと前世みたいに、つらいこともへらへら笑ってやり過ごすためにこの世界に生まれ変わったんじゃない!
家族も大切な人たちも、今も自分にできることを探して動いてくれている。
ならばジェミーも悪あがき上等、最後の一秒まで、しぶとく見苦しく足搔きまくってやる!
そんなジェミーのひたむきに幸せを求め、手繰り寄せようとする心の在り方が、運命を揺るがす力となり。
定まりかけた物語のエピローグが、また一文字一文字と、強引に書き換えられてゆく――。



