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(うわぁ~、死ぬほど金持ってそう)
ロドリエ商会の本部は予想以上に巨大だった。
ペリエライツ家の敷地とどっこいどっこいで、この王都にここまでの広さの土地を所有できる人間はそういまい。国で指折りの大商会だと聞くし、前世で言えばさるリンゴマークのブランドや、密林生い茂る大河の名前を冠した大企業の本社に通ずるものがあるのかもしれない。いや、さすがにそこまでではないか。
そんなとんでもない場所に馬車で颯爽と乗りつけたジェミーは、ミリィと共に広々としたエントランスに足音高く踏み入ると、受付にいた案内係の女性に用件を伝えた。
「そこのあなた、ちょっといいかしら?」
「は、はいっ、なんでしょう!?」
とっとと取り次いでほしいので圧は欠かさない。ばさっと扇を開いてお気に入りの香水の香りとともに、悪役令嬢オーラを振り撒きビビらせてやる。
(うわぁ~、死ぬほど金持ってそう)
ロドリエ商会の本部は予想以上に巨大だった。
ペリエライツ家の敷地とどっこいどっこいで、この王都にここまでの広さの土地を所有できる人間はそういまい。国で指折りの大商会だと聞くし、前世で言えばさるリンゴマークのブランドや、密林生い茂る大河の名前を冠した大企業の本社に通ずるものがあるのかもしれない。いや、さすがにそこまでではないか。
そんなとんでもない場所に馬車で颯爽と乗りつけたジェミーは、ミリィと共に広々としたエントランスに足音高く踏み入ると、受付にいた案内係の女性に用件を伝えた。
「そこのあなた、ちょっといいかしら?」
「は、はいっ、なんでしょう!?」
とっとと取り次いでほしいので圧は欠かさない。ばさっと扇を開いてお気に入りの香水の香りとともに、悪役令嬢オーラを振り撒きビビらせてやる。



