「ああもう! そーよ、お察しの通り彼の身柄を取り返しに行くつもりよっ! だってルゼを巻き込んだのは私だしっ、友達なんだし! こっちが責任を取らないわけにはいかないじゃない!」
顔を真っ赤にして言い募る主人の姿に、ミリィは赤子をあやすような生暖かい視線をくれる。
「そんなにおっしゃらなくても、お止めする権利はどうせわたしにはありませんのに。それよりも、トーミアス卿のようにおひとりで出向かれるというのはなしですよ?」
するとジェミーは、子供扱いされたムカつきをたちどころに押さえ込み、きょとんと尋ね返す。
「ついて来てくれるっていうの?」
「もちろんですよ。どうせ屋敷に戻ったところで気になって他の仕事も手につきませんし。まったく、すっかり御嬢様はお人が変わってしまわれましたね。なにかあれば、すーぐご自分でなんとかしようとなさるんですから~」
「く~っ、ミリィの癖に分かったようなこと言っちゃって! 危ない目に遭うかもしれないのよ、ちゃんとわかってるの!?」
顔を真っ赤にして言い募る主人の姿に、ミリィは赤子をあやすような生暖かい視線をくれる。
「そんなにおっしゃらなくても、お止めする権利はどうせわたしにはありませんのに。それよりも、トーミアス卿のようにおひとりで出向かれるというのはなしですよ?」
するとジェミーは、子供扱いされたムカつきをたちどころに押さえ込み、きょとんと尋ね返す。
「ついて来てくれるっていうの?」
「もちろんですよ。どうせ屋敷に戻ったところで気になって他の仕事も手につきませんし。まったく、すっかり御嬢様はお人が変わってしまわれましたね。なにかあれば、すーぐご自分でなんとかしようとなさるんですから~」
「く~っ、ミリィの癖に分かったようなこと言っちゃって! 危ない目に遭うかもしれないのよ、ちゃんとわかってるの!?」



