けれどセニアはスプーンを止め、ジェミーを睨みつけてくる。
「ジェミーはこれまで、さんざクラフト殿下に色目を使ってたじゃない」
(うっ)
それを言われたら、部分的にイエスだと認めざるを得ない。
なにせ学園に入学する前のジェミーは、クラフトと結婚する気満々だったのだから。その辺りもう言い訳するのも面倒臭くなり、もう全部雷のせいにすることにした。
「それは入学前までの話。冗談みたいな話だけど、私、学園に入る前に一度雷に打たれておかしくなってしまったのよね。その影響か、彼のことは全然興味がなくなって、今ではクラフト殿下のこと大っ嫌いなの」
「そ、そんな! ずるい! クラフト殿下はジェミーのことばかりを気にかけてらっしゃるのに」
(あのクラフト殿下の態度を見て、まだそんなことをいうか……)
さすがにこれにはカチンときて、ジェミーはセニアに現実をつきつけてやる。
「あのねぇ! 言っておくけどあの人が優しいのは上辺だけで、国王という地位を得るために私たちの身分を利用しようとしているだけっ! だから、私は玉座を巡るはた迷惑な争いに巻き込まれないため、身を引こうとしていたのよ。そのくらい、あなたも薄々気がついてるんじゃないのっ!?」
「ジェミーはこれまで、さんざクラフト殿下に色目を使ってたじゃない」
(うっ)
それを言われたら、部分的にイエスだと認めざるを得ない。
なにせ学園に入学する前のジェミーは、クラフトと結婚する気満々だったのだから。その辺りもう言い訳するのも面倒臭くなり、もう全部雷のせいにすることにした。
「それは入学前までの話。冗談みたいな話だけど、私、学園に入る前に一度雷に打たれておかしくなってしまったのよね。その影響か、彼のことは全然興味がなくなって、今ではクラフト殿下のこと大っ嫌いなの」
「そ、そんな! ずるい! クラフト殿下はジェミーのことばかりを気にかけてらっしゃるのに」
(あのクラフト殿下の態度を見て、まだそんなことをいうか……)
さすがにこれにはカチンときて、ジェミーはセニアに現実をつきつけてやる。
「あのねぇ! 言っておくけどあの人が優しいのは上辺だけで、国王という地位を得るために私たちの身分を利用しようとしているだけっ! だから、私は玉座を巡るはた迷惑な争いに巻き込まれないため、身を引こうとしていたのよ。そのくらい、あなたも薄々気がついてるんじゃないのっ!?」



