「だから、お前は第二王子殿下に荷担し、ペリエライツ家の者たちを襲わせたのか」
「ずいぶん断定的な仰りようだが、さてはて、いったいどのような証拠を用意されてきたのです?」
さも心外だと言うような物言いだが、その動揺のなさが、確実に犯行への荷担を物語っている。
さらにルゼはジェイクを問い詰めていく。
「そんなものはない。だが、今のあんたの話を聞けば、大筋は理解できた。セニア・エレマール子爵令嬢を公爵家の跡取りとして復活させたのも、第二王子からの見返りを求めてのことなんだろう?」
「ほう?」
「商会の力を使って行方不明になっていたエキュリゼ公爵の娘を探し出したあんたは、彼女が下級貴族に拾われて養子になっていたことを知り、どう扱えば一番うまく利用できるか考えたんだ。そこで、王位継承争いの渦中にいる第二王子に情報を教えたんだろう。いったいどこからがあんたの計画の始まりだったかはわからないがな」
「ふふふふ。なるほど。おもしろい推測だ。ただ、それを認めたところで私には痛くも痒くもないですけれど。貧しい下位貴族に拾われたかわいそうなご令嬢をもとのあるべき姿に戻してあげただけでしょう? なにも糾弾される謂れはないと思いますが」
「それ自体はな。だが、これを見て同じ顔でいられるか?」
「ずいぶん断定的な仰りようだが、さてはて、いったいどのような証拠を用意されてきたのです?」
さも心外だと言うような物言いだが、その動揺のなさが、確実に犯行への荷担を物語っている。
さらにルゼはジェイクを問い詰めていく。
「そんなものはない。だが、今のあんたの話を聞けば、大筋は理解できた。セニア・エレマール子爵令嬢を公爵家の跡取りとして復活させたのも、第二王子からの見返りを求めてのことなんだろう?」
「ほう?」
「商会の力を使って行方不明になっていたエキュリゼ公爵の娘を探し出したあんたは、彼女が下級貴族に拾われて養子になっていたことを知り、どう扱えば一番うまく利用できるか考えたんだ。そこで、王位継承争いの渦中にいる第二王子に情報を教えたんだろう。いったいどこからがあんたの計画の始まりだったかはわからないがな」
「ふふふふ。なるほど。おもしろい推測だ。ただ、それを認めたところで私には痛くも痒くもないですけれど。貧しい下位貴族に拾われたかわいそうなご令嬢をもとのあるべき姿に戻してあげただけでしょう? なにも糾弾される謂れはないと思いますが」
「それ自体はな。だが、これを見て同じ顔でいられるか?」



