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王都のメインではない通りに構えられた小さめの建物。そこは一軒の家具工房だ。
寂れた様子の店構えからは、しばらく営業をしていないことはわかる。
その中から激しく言い争う声が耳に届き、慌ててジェミーは扉に駆け寄った。
「誰がいったい、そんなことをしてくれって頼んだ!」
「なんなのよっ、お父さんがそんなだから、お母さんは!! もういい、ここには二度と帰って来ないから!」
「好きにしろ! 金輪際俺の前に顔を見せるな!」
「言われなくとも!」
これまた盛大な親子喧嘩の末に扉がバタンと開き、泣き顔のシェリンが顔を見せた。
「っ誰!?」
「きゃっ! ごめんなさい!」
ぶつかりかけて身を引いたシェリンの瞳が大きく見開かれ、そこにいたのが誰かということを認識する。
王都のメインではない通りに構えられた小さめの建物。そこは一軒の家具工房だ。
寂れた様子の店構えからは、しばらく営業をしていないことはわかる。
その中から激しく言い争う声が耳に届き、慌ててジェミーは扉に駆け寄った。
「誰がいったい、そんなことをしてくれって頼んだ!」
「なんなのよっ、お父さんがそんなだから、お母さんは!! もういい、ここには二度と帰って来ないから!」
「好きにしろ! 金輪際俺の前に顔を見せるな!」
「言われなくとも!」
これまた盛大な親子喧嘩の末に扉がバタンと開き、泣き顔のシェリンが顔を見せた。
「っ誰!?」
「きゃっ! ごめんなさい!」
ぶつかりかけて身を引いたシェリンの瞳が大きく見開かれ、そこにいたのが誰かということを認識する。



