怪しさ満点のガーフィールだったが、一家の捜索には協力してくれそうだったので、ジェミーは深く追求せずこの辺りで話を切り上げることにする。この後も、家の仕事にセニアの店への対抗策を考えたりと、やらなければいけないことで目白押しなのだ。
「ではそろそろ。ミリィ、あなたはしばらく話していてもいいわよ?」
「いえ、大丈夫です。いただいたお休みで、家族とはずいぶんゆっくり話せましたから」
「ミリィよ、ブラウンに代わりジェミー殿をよくお守りするのだぞ。ハーレント家の名誉にかけて」
「一生懸命頑張りなさい。このお兄ちゃんみたいに、つらーい目に遭いたくなかったらね」
「は、母上、どうかお手柔らかに」
ミリィの顔から血の気が引いて、ベッドに伏せていたブラウンの背中がギュッと縮こまる。親は偉大というか、子供にとってはなかなか越えがたい壁なのだということが思い知らされるやり取りである。
それを見たジェミーの頭に浮かぶのは、今もどこかで囚われの身となっているはずの家族たちの姿だ。
(皆、無事に過ごせてるかな……)
「ではそろそろ。ミリィ、あなたはしばらく話していてもいいわよ?」
「いえ、大丈夫です。いただいたお休みで、家族とはずいぶんゆっくり話せましたから」
「ミリィよ、ブラウンに代わりジェミー殿をよくお守りするのだぞ。ハーレント家の名誉にかけて」
「一生懸命頑張りなさい。このお兄ちゃんみたいに、つらーい目に遭いたくなかったらね」
「は、母上、どうかお手柔らかに」
ミリィの顔から血の気が引いて、ベッドに伏せていたブラウンの背中がギュッと縮こまる。親は偉大というか、子供にとってはなかなか越えがたい壁なのだということが思い知らされるやり取りである。
それを見たジェミーの頭に浮かぶのは、今もどこかで囚われの身となっているはずの家族たちの姿だ。
(皆、無事に過ごせてるかな……)



