~転生悪役令嬢の裏道攻略~ シークレットキャラとたどり着く、処刑回避後のハッピーエンド

「ジェミー嬢、寛大なお言葉痛み入ります。ですが息子には今回のことが終わったら、屋敷に呼び戻し、きつ~く身に染みる説教をくらわせてやりますから」
「ち、父上、母上~」

 厳しい両親の評価に情けない声を出して、ブラウンはベッドにつっ伏して動かなくなる。ミリィと一緒になってその姿に苦笑すると、ジェミーは彼らに尋ねてみた。

「そういえば、ガーフィール殿はこの国の騎士団を統括する方ですよね。もしよければ、なにか怪しい情報など出ていれば、聞かせていただきたいと思うのですが」
「そうでした、父上。何者がペリエライツ家を襲撃したのかが、いまだわかっていない状況なのです。お伺いしたいのですが、軍の兵士に怪しげな動きなどはありませんでしたよね?」

 だが、ミリィの言葉をガーフィールは即座に否定してみせる。

「馬鹿にしてもらっては困るな。王国兵は我らの管轄。それなりの纏まった数を動かしたなら、必ず我の耳に入る。襲撃に直接国の人間が関与しているということはないはずだ」
「そうね、街でならず者を雇ってやらせたという方が、まだしっくりくるわ」