「もちろんっ、お土産をいただけるというその心遣いは本当にありがたいことですけれどっ! 私たちが期待していたのは、そういうことではないのですっ!」
「ですわっ! あの方とジェミー様の現在の関係について、きっちりと話していただかなければ、私たち学校の勉強など手につきませんっ!」
周囲の女生徒たちもコクコクコクコク何度も頷く。
だがそんなことを言われても、ジェミーはきょとんとするばかり。とりあえずひとつひとつチョコレートを手渡していきつつ、ジェミーはリエッタたちに説明を求めた。
「ごめんなさい、思い当たる節が本当になくて。いったいおふたりは、私についてなにをお聞きに?」
「えーっ? じゃあ、デマだったのかしら」
「でも、いろんな人が同じ話をしていたわ。直接ふたりの姿を見たって人までいるのよ? だから皆、間違いないって言ってたんじゃないの」
(やぁな予感)
そしてイリスが、聞き捨てならないことを言った。
「ジェミー様とクラフト様が、やっぱり婚約されるんだって。いろんな夜会で仲睦まじく踊って、その、キスまで……」
「ですわっ! あの方とジェミー様の現在の関係について、きっちりと話していただかなければ、私たち学校の勉強など手につきませんっ!」
周囲の女生徒たちもコクコクコクコク何度も頷く。
だがそんなことを言われても、ジェミーはきょとんとするばかり。とりあえずひとつひとつチョコレートを手渡していきつつ、ジェミーはリエッタたちに説明を求めた。
「ごめんなさい、思い当たる節が本当になくて。いったいおふたりは、私についてなにをお聞きに?」
「えーっ? じゃあ、デマだったのかしら」
「でも、いろんな人が同じ話をしていたわ。直接ふたりの姿を見たって人までいるのよ? だから皆、間違いないって言ってたんじゃないの」
(やぁな予感)
そしてイリスが、聞き捨てならないことを言った。
「ジェミー様とクラフト様が、やっぱり婚約されるんだって。いろんな夜会で仲睦まじく踊って、その、キスまで……」



