ドサドサと机の上に山盛りになったのは、もちろん。
「夏休みの間は、ちょっとした旅行に行っておりましたの! さあ皆様、私からのお土産ですわ。よかったらどうぞ、ひとりおひとつお取りください!」
ジェミーが取り出だしたるは、帝国謹製のジェミーズ・チョコレートの山だった。
カラフルな包装紙が、クラスメイトたちの目を引く。
間違いない。きっと皆、ジェミーが学校に来たらなにか珍しいものをもらえるぞと思って、待ち侘びていたのだ。
きっと喜んでくれるだろう。そんな気持ちで浮かべたジェミーの笑顔は――三秒後に裏切られた。
「ちっがーう!!」
リエッタが髪を振り乱す勢いで机をバシンと叩いたのである。
「あららっと、ち、違いましたの?」
机からぽろぽろこぼれ落ちそうになるチョコレートをなんとか抑えつつ、ぱちぱちと目を瞬かせたジェミーの前で、今度はイリスが拳を握って力説する。
「夏休みの間は、ちょっとした旅行に行っておりましたの! さあ皆様、私からのお土産ですわ。よかったらどうぞ、ひとりおひとつお取りください!」
ジェミーが取り出だしたるは、帝国謹製のジェミーズ・チョコレートの山だった。
カラフルな包装紙が、クラスメイトたちの目を引く。
間違いない。きっと皆、ジェミーが学校に来たらなにか珍しいものをもらえるぞと思って、待ち侘びていたのだ。
きっと喜んでくれるだろう。そんな気持ちで浮かべたジェミーの笑顔は――三秒後に裏切られた。
「ちっがーう!!」
リエッタが髪を振り乱す勢いで机をバシンと叩いたのである。
「あららっと、ち、違いましたの?」
机からぽろぽろこぼれ落ちそうになるチョコレートをなんとか抑えつつ、ぱちぱちと目を瞬かせたジェミーの前で、今度はイリスが拳を握って力説する。



