今、ペリエライツ家が持つのがジェミー自身と公爵家という二枚のカードだとする。そうすると、それに対する王太子側のアプローチは概ね四通りある。
まず、ジェミーを場から取り除けば、父ガースル率いるペリエライツ家はクラフトに協力してしまうだろう。
一方、ジェミーには触れずペリエライツ家を取り除くと、確実とは言えないが、ジェミーはクラフトに協力して第一王子と敵対する可能性が出てくる。このふたつはいずれもあまり彼らにとって有効ではない。
となると、他の二通り、ペリエライツ家の全員を処分する、あるいはなにも手をつけず静観するという選択肢が見えてくる。
(でもって、さっきデール様は、優位に立ったこの状況ではペリエライツ公爵家を潰すのは好ましくないと言ってたのよねー。だとすると……)
彼らとして現状で正解なのは、多分ペリエライツ家には触れずに状況を見守ることなのだ。なにせ当のジェミーが保身のために第一王子に自ら手を貸している状況なのだから。
とすれば結局、父たちに手をかけた可能性が一番高いのは、やはり第二王子クラフトだということになるのだろう。なんとなく納得できたジェミーは、素直にデールに謝罪を告げた。
まず、ジェミーを場から取り除けば、父ガースル率いるペリエライツ家はクラフトに協力してしまうだろう。
一方、ジェミーには触れずペリエライツ家を取り除くと、確実とは言えないが、ジェミーはクラフトに協力して第一王子と敵対する可能性が出てくる。このふたつはいずれもあまり彼らにとって有効ではない。
となると、他の二通り、ペリエライツ家の全員を処分する、あるいはなにも手をつけず静観するという選択肢が見えてくる。
(でもって、さっきデール様は、優位に立ったこの状況ではペリエライツ公爵家を潰すのは好ましくないと言ってたのよねー。だとすると……)
彼らとして現状で正解なのは、多分ペリエライツ家には触れずに状況を見守ることなのだ。なにせ当のジェミーが保身のために第一王子に自ら手を貸している状況なのだから。
とすれば結局、父たちに手をかけた可能性が一番高いのは、やはり第二王子クラフトだということになるのだろう。なんとなく納得できたジェミーは、素直にデールに謝罪を告げた。



