「あのね、この計画はあんたらがキモなのに、もし倒れられでもしちまったらどーすんの。あたしらお手上げじゃないさ。どーせお貴族様のひとりやふたりがちまちま動いたって、作業の進みは変わんないんだから、休める時にゆっくり休んどきな。それでもし不満だってんなら――そうだねぇ。うちの子供の相手でもしてやってくれるかい?」
そうしてうだうだやっている内に、ラバサは木々の間を走り回る子供たちを連れてくる。
彼らの名はポリンとターニャ。ラバサの子で、年の頃は十を越えないくらいの小さな兄妹。この年で、時々農場仕事を手伝ったりもするというのだから、偉いものだ。
「ほら行った行った。あんたたち、ジェミー様に迷惑はかけんじゃないよ! んじゃ、夕方までには帰ってくるように」
「「はぁい!」」
小遣いをもらって仲良く返事した兄妹と一緒に農場を追い出されると、ジェミーたちはふたりの子供に案内されてガレーヌの街までの道行きをたどる。
ろくに整備されていない、荒れた土がむき出しの田舎道だが、後ろには頼りになる執事のウィリアムもいるし、トラブルの心配はしなくてよさそうだ。
「街遊びかぁ。なにします? ルゼ様」
「僕に聞かないでください。帝国には詳しくないし、子供のお守りなんてしたことがないんだ。こら君、まとわりついてくるんじゃない」
そうしてうだうだやっている内に、ラバサは木々の間を走り回る子供たちを連れてくる。
彼らの名はポリンとターニャ。ラバサの子で、年の頃は十を越えないくらいの小さな兄妹。この年で、時々農場仕事を手伝ったりもするというのだから、偉いものだ。
「ほら行った行った。あんたたち、ジェミー様に迷惑はかけんじゃないよ! んじゃ、夕方までには帰ってくるように」
「「はぁい!」」
小遣いをもらって仲良く返事した兄妹と一緒に農場を追い出されると、ジェミーたちはふたりの子供に案内されてガレーヌの街までの道行きをたどる。
ろくに整備されていない、荒れた土がむき出しの田舎道だが、後ろには頼りになる執事のウィリアムもいるし、トラブルの心配はしなくてよさそうだ。
「街遊びかぁ。なにします? ルゼ様」
「僕に聞かないでください。帝国には詳しくないし、子供のお守りなんてしたことがないんだ。こら君、まとわりついてくるんじゃない」



