ここまで来ると、否が応にも不測の事態が起こったのは察せられる。
口を空けては閉じ、話しあぐねるミリィの手を取って、静かにジェミーは言葉を待った。
すると――やがて彼女は細く息を吸い込み、強い焦りに揺らぐ瞳でこちらを見つめて。
「御嬢様、それが……」
彼女がくれた報告が一転、ジェミーをお祝いムードからどん底につき落とした。
「お気を確かに聞いてください。実はお館様が……いえ、ご家族全員が旅の途中、忽然と姿を消してしまわれたのです!」
「な、なんですって――!?」
《第二部 完》
口を空けては閉じ、話しあぐねるミリィの手を取って、静かにジェミーは言葉を待った。
すると――やがて彼女は細く息を吸い込み、強い焦りに揺らぐ瞳でこちらを見つめて。
「御嬢様、それが……」
彼女がくれた報告が一転、ジェミーをお祝いムードからどん底につき落とした。
「お気を確かに聞いてください。実はお館様が……いえ、ご家族全員が旅の途中、忽然と姿を消してしまわれたのです!」
「な、なんですって――!?」
《第二部 完》



