「それじゃ、あの時食べてもらえなかったし、今ここで味を見てもらえないかな? 自信作でさ、ジェミーにずっと食べてもらいたかったんだ! ほら」
「そ……それは」
彼はそれをつまむと、陽射しのもとで紅い瞳をきらきらさせて、指を伸ばしてくる。
まさか、誰も見ていないとはいえこれは……今ここであ~んさせろということ!?
屈んだせいで胸元が覗き、少年っぽい華奢さを残す鎖骨なんかも見えちゃったりして。
せっかく落ち着いたジェミーの体温グラフが、ぐーんと上に鋭いカーブを描いていき。
「食べてくれないのか?」
「わわわ、私にそれはまだ、早いって言うか、刺激が強すぎるって言うか! 一旦、一旦箱に戻しましょう! そうしましょう!」
きょとんとするルゼの首元になにかの痕を目撃しつつ、それどころではないジェミーがおたおたと手を振り回したところで。
「――失礼いたします。ジェミー様、ミリィ殿がお戻りになられました」
「本当!?」
「そ……それは」
彼はそれをつまむと、陽射しのもとで紅い瞳をきらきらさせて、指を伸ばしてくる。
まさか、誰も見ていないとはいえこれは……今ここであ~んさせろということ!?
屈んだせいで胸元が覗き、少年っぽい華奢さを残す鎖骨なんかも見えちゃったりして。
せっかく落ち着いたジェミーの体温グラフが、ぐーんと上に鋭いカーブを描いていき。
「食べてくれないのか?」
「わわわ、私にそれはまだ、早いって言うか、刺激が強すぎるって言うか! 一旦、一旦箱に戻しましょう! そうしましょう!」
きょとんとするルゼの首元になにかの痕を目撃しつつ、それどころではないジェミーがおたおたと手を振り回したところで。
「――失礼いたします。ジェミー様、ミリィ殿がお戻りになられました」
「本当!?」



