さすがにこの真っ直ぐな言葉を変に捻じ曲げて解釈できるほどジェミーも人間不信を拗らせてはおらず、胸の中に涌いた得体のしれない感情が、選ぶ言葉を惑わせた。
「そ、それは。アルサイド殿下の命令抜きにしてってことですか?」
「あ、うん。そうなる、かな」
結果、質問を質問で返すようなことになり、彼は少し照れたように視線を斜め下に向けてこちらの返事を待つ。自信なさげにすると、その顔が途端に幼く見えて。
「べ、別にいいですけど?」
ジェミーは気づいたらそう答えていた。そう、友達ならば別に今までの関係とそう変わらない。だから多分大丈夫なはずだ。なにが、なのかは考えたくもないけれど。
「本当!?」
するとルゼは大きく破顔して、ジャケットのポケットを探ると小さな小箱を取り出して開いた。その中身はあろうことか、皇帝に献上したあのチョコレートと同じもので。
「そ、それは。アルサイド殿下の命令抜きにしてってことですか?」
「あ、うん。そうなる、かな」
結果、質問を質問で返すようなことになり、彼は少し照れたように視線を斜め下に向けてこちらの返事を待つ。自信なさげにすると、その顔が途端に幼く見えて。
「べ、別にいいですけど?」
ジェミーは気づいたらそう答えていた。そう、友達ならば別に今までの関係とそう変わらない。だから多分大丈夫なはずだ。なにが、なのかは考えたくもないけれど。
「本当!?」
するとルゼは大きく破顔して、ジャケットのポケットを探ると小さな小箱を取り出して開いた。その中身はあろうことか、皇帝に献上したあのチョコレートと同じもので。



