傲然と顎を逸らし見下そうとするカーライルに、ルゼも揺るがぬ覚悟をつきつけ、まるでふたりは親の仇のように睨み合った。止められそうにないその雰囲気に、ジェミーは恥ずかしいやら、周りの視線が怖いやらで、餌待ちのヒナのように口をぱくぱく開け閉めすることしかできない。可能であるなら、この場から失神して退場し、自分のいないところですべてを終わらせてほしいと願う。
当然、こんな無法をしでかしたふたりへのヤジも半端ではない。
「ここをどこだと弁えておる! 帝国で最も誉れ高き皇宮内であるぞ!」
「弁えよ下郎が! 貴様らをこのまま縄に掛け、即刻処刑台に移すこともできるのだぞ!」
「恥を知りなさい王国民! その、ちょっとだけ続きは気になりますけど――」
そんな非難やら黄色い声やらを浴びながらも、ふたりは互いを敵視することをやめなかった。
「静まれ」
そこでサッ、と手を挙げて皇帝が立ち上がり、ぴたりと騒ぎが収まる。さすがの一国の主。
そして彼は、以外にも若者たちに寛大な反応を示してくれた。
当然、こんな無法をしでかしたふたりへのヤジも半端ではない。
「ここをどこだと弁えておる! 帝国で最も誉れ高き皇宮内であるぞ!」
「弁えよ下郎が! 貴様らをこのまま縄に掛け、即刻処刑台に移すこともできるのだぞ!」
「恥を知りなさい王国民! その、ちょっとだけ続きは気になりますけど――」
そんな非難やら黄色い声やらを浴びながらも、ふたりは互いを敵視することをやめなかった。
「静まれ」
そこでサッ、と手を挙げて皇帝が立ち上がり、ぴたりと騒ぎが収まる。さすがの一国の主。
そして彼は、以外にも若者たちに寛大な反応を示してくれた。



