「こ、これは……なんだ?」
「お皿に乗せられているということは、食品? まさかお菓子だとでもいうのかしら?」
「あまり目にしたことのない色合いだが」
そこから現れたのは、帝国から借り受けた大勢のパティシエたちに作らせた、美しいチョコレート菓子の数々。香ばしい匂いを放つ焼きたてのガトーショコラやクッキーを始めとして、夏場には涼しげで嬉しいチョコケーキやタルト、プリンやムースにマカロン、変わり種では、季節のドライフルーツを混ぜ込んだホワイトチョコなども存在する。
そして、その中央に聳え立つのは帝国のシェフが忠実に再現した、皇帝の原寸大チョコレート像。
そのド迫力と、見たことのない菓子の数々にどよめきが上がるが、しかし。
「ぷっ、くくくくくっ」
「菓子だと? レビエラ王国は我らを誑かそうとしているのか?」
「ハハハ、くだらない。こんなものでどうして帝国を危機から救えるというのだ」
半数以上は失笑を上げ、たちまち周囲の雰囲気は冷め切ってしまう。
皇帝もこれには厳しい顔をせずにはいられない。
「お皿に乗せられているということは、食品? まさかお菓子だとでもいうのかしら?」
「あまり目にしたことのない色合いだが」
そこから現れたのは、帝国から借り受けた大勢のパティシエたちに作らせた、美しいチョコレート菓子の数々。香ばしい匂いを放つ焼きたてのガトーショコラやクッキーを始めとして、夏場には涼しげで嬉しいチョコケーキやタルト、プリンやムースにマカロン、変わり種では、季節のドライフルーツを混ぜ込んだホワイトチョコなども存在する。
そして、その中央に聳え立つのは帝国のシェフが忠実に再現した、皇帝の原寸大チョコレート像。
そのド迫力と、見たことのない菓子の数々にどよめきが上がるが、しかし。
「ぷっ、くくくくくっ」
「菓子だと? レビエラ王国は我らを誑かそうとしているのか?」
「ハハハ、くだらない。こんなものでどうして帝国を危機から救えるというのだ」
半数以上は失笑を上げ、たちまち周囲の雰囲気は冷め切ってしまう。
皇帝もこれには厳しい顔をせずにはいられない。



