明らかに一線を越えた、洒落にならない暴挙の数々に夜ごと酷い悪夢でうなされる毎日。
でも、それが悲しいことに、彼の悲劇と苦痛に対する耐性を大きく高めてしまったのである……。
そしてある朝、苛めを主導していた少年たちに対して、カーライルのフラストレーションは一気に爆発した。
その時彼は席に座り、死んだような目で鉛筆を机で削っていた。その頃はもう少年たちの苛めなど眼中になくなり始めていて、本日のジェミーの殺人的お遊戯の相手役をどうやって切り抜けるか必死に考えていた。
そこにそれを邪魔しようと、苛めグループのリーダー格の少年が手を伸ばしてきたもんだから、彼はついにキレた。
その足を思いっきり払うと、仰向けに倒れた少年に馬乗りになり、片手にナイフ、片手にギンギンに尖らせた鉛筆を持って、その喉に突きつけたのだ。ジェミーに何度となく後ろから蹴り飛ばされ、苦い土を舐めさせられた経験が初めて役に立つ。
そしてカーライルは、鉛筆を口の中に突っ込んでやりながら、震える少年に告げた。
「お前さぁ、まだこんなヌルいやり口で、ボクのことをどうにかできると思ってるんだ。人に怖がってもらおうと思ったらどうやるのか教えてやるよ。こう、やるんだ――!」
でも、それが悲しいことに、彼の悲劇と苦痛に対する耐性を大きく高めてしまったのである……。
そしてある朝、苛めを主導していた少年たちに対して、カーライルのフラストレーションは一気に爆発した。
その時彼は席に座り、死んだような目で鉛筆を机で削っていた。その頃はもう少年たちの苛めなど眼中になくなり始めていて、本日のジェミーの殺人的お遊戯の相手役をどうやって切り抜けるか必死に考えていた。
そこにそれを邪魔しようと、苛めグループのリーダー格の少年が手を伸ばしてきたもんだから、彼はついにキレた。
その足を思いっきり払うと、仰向けに倒れた少年に馬乗りになり、片手にナイフ、片手にギンギンに尖らせた鉛筆を持って、その喉に突きつけたのだ。ジェミーに何度となく後ろから蹴り飛ばされ、苦い土を舐めさせられた経験が初めて役に立つ。
そしてカーライルは、鉛筆を口の中に突っ込んでやりながら、震える少年に告げた。
「お前さぁ、まだこんなヌルいやり口で、ボクのことをどうにかできると思ってるんだ。人に怖がってもらおうと思ったらどうやるのか教えてやるよ。こう、やるんだ――!」



