「失礼します、お父様。あら、その子だあれ?」
カーライルはびっくりする。天使のような小さな顔がぴょこんと、ノックの後に扉の隙間から覗いていたから。
途端にガースルは嬉しそうに立ち上がると、その少女を彼に紹介してみせた。
「おお、ジェミー。お前はまだ会っていなかったな。彼はお前の叔父に当たるルブロの息子で、カーライルというのだ。こちらへ来てちゃんと挨拶しなさい」
「へえ、そうなんだ。私、ジェミーっていうの。よろしくね!」
「や、やあどうも。カーライル・ヴォルドです。こちらこそよろしく」
この頃のジェミーはまだ七つか八つくらいで、冴えない彼の挨拶にスズランのようなかわいらしい笑顔で答えてくれた。そしてこう言ったのだ。
「ねえお父様、私遊び相手を探してたの。せっかくだからカーライルお兄ちゃんに遊んでもらってもいいかしら?」
(お、お兄ちゃん……!?)
「おお、よしよし。すまんがカーライルよ、特に用事がなかったら、しばらく娘の相手をしてやってくれるかね。ウィンダスもあれで色々忙しく、屋敷にもジェミーを構ってやれる人間がいないのだよ」
「も、もちろんです、ボクなんかでお役に立てるなら」
カーライルはびっくりする。天使のような小さな顔がぴょこんと、ノックの後に扉の隙間から覗いていたから。
途端にガースルは嬉しそうに立ち上がると、その少女を彼に紹介してみせた。
「おお、ジェミー。お前はまだ会っていなかったな。彼はお前の叔父に当たるルブロの息子で、カーライルというのだ。こちらへ来てちゃんと挨拶しなさい」
「へえ、そうなんだ。私、ジェミーっていうの。よろしくね!」
「や、やあどうも。カーライル・ヴォルドです。こちらこそよろしく」
この頃のジェミーはまだ七つか八つくらいで、冴えない彼の挨拶にスズランのようなかわいらしい笑顔で答えてくれた。そしてこう言ったのだ。
「ねえお父様、私遊び相手を探してたの。せっかくだからカーライルお兄ちゃんに遊んでもらってもいいかしら?」
(お、お兄ちゃん……!?)
「おお、よしよし。すまんがカーライルよ、特に用事がなかったら、しばらく娘の相手をしてやってくれるかね。ウィンダスもあれで色々忙しく、屋敷にもジェミーを構ってやれる人間がいないのだよ」
「も、もちろんです、ボクなんかでお役に立てるなら」



