「なるほど、これほどの輝きを持つならば、おいそれとは見破られまい」
皇帝から貸し出された“永の蒼”のレプリカ。これで贋とは、本物はいかばかりの魅力を内に秘めているのか。
三人がそのきらめきを揃って覗き込んだ後、第一王子が具体的な行動案を提示した。
「クラフトのやつがいぬ間に、居室に忍び込んでこれを本物とすり替える、か。難題だな。各王子の居室は王宮の最上階、平時でも王室近衛共の監視下にある。みだりに立ちいろうとすれば、ただちに地下牢行きだ」
「近衛兵だけには我が騎士団の干渉も及びませぬからな。うーむ、どうしたものか」
(う~ん。夜闇に紛れるなどしても、場所がそこでは忍び込むのは難しいでしょうし。あっ!)
顔をつき合わせて考える中で、ミリィの頭にひとつの考えが閃いた。今までなら、考えついてもそれはこんなところで口に出せなかっただろう。しかし、破天荒な主人の姿にミリィも影響を受けたのか、気づけば思わず申し出ていた。
「恐れながら、こういうのはどうでしょう! 父上、母上の協力を仰げば、可能だと思うんです!」
「お、お前、本当にそんなだいそれたことが可能だと思っているのか!?」
思い付きのそんな作戦を耳に入れるやガーフィールは難色を示したが。
皇帝から貸し出された“永の蒼”のレプリカ。これで贋とは、本物はいかばかりの魅力を内に秘めているのか。
三人がそのきらめきを揃って覗き込んだ後、第一王子が具体的な行動案を提示した。
「クラフトのやつがいぬ間に、居室に忍び込んでこれを本物とすり替える、か。難題だな。各王子の居室は王宮の最上階、平時でも王室近衛共の監視下にある。みだりに立ちいろうとすれば、ただちに地下牢行きだ」
「近衛兵だけには我が騎士団の干渉も及びませぬからな。うーむ、どうしたものか」
(う~ん。夜闇に紛れるなどしても、場所がそこでは忍び込むのは難しいでしょうし。あっ!)
顔をつき合わせて考える中で、ミリィの頭にひとつの考えが閃いた。今までなら、考えついてもそれはこんなところで口に出せなかっただろう。しかし、破天荒な主人の姿にミリィも影響を受けたのか、気づけば思わず申し出ていた。
「恐れながら、こういうのはどうでしょう! 父上、母上の協力を仰げば、可能だと思うんです!」
「お、お前、本当にそんなだいそれたことが可能だと思っているのか!?」
思い付きのそんな作戦を耳に入れるやガーフィールは難色を示したが。



