「あー、それは由々しき事態ですねぇ」
鍵がなければ扉が開かない。
しかし、他にやりようがないわけでもないのではと思ったジェミーはパンと手を叩くと、とりあえずもっとも簡単そうな解決法を提案してみせる。
「じゃあ、その帝国宝冠の間とかいう場所をぶち壊してしまえばどうでしょう」
とっととそんな面倒な部屋取り壊して、別の場所に王冠を持ち出せばよいだけである。
だがその答えは皇帝のお気には召さなかったようだ。
「ふざけるな、なんと罰当たりな! この城自体が、帝国が諸国を併合する以前――千年近く前に造られた歴史的建造物の一部なのだぞ! それに、あの部屋は特別な仕掛けがされており、もし決められた方法以外で侵入しようとすれば、たちまち仕掛けが作動して、宝冠ごと酸の海に沈むようになっておるのじゃ!」
「え~? どうしてそんな滅茶苦茶な仕掛けにしたんですかぁ~?」
「知らぬわぁ! 余も先祖に直接文句を言いたいくらいだと言うのにぃぃっ!」
(逆ギレだぁ)
鍵がなければ扉が開かない。
しかし、他にやりようがないわけでもないのではと思ったジェミーはパンと手を叩くと、とりあえずもっとも簡単そうな解決法を提案してみせる。
「じゃあ、その帝国宝冠の間とかいう場所をぶち壊してしまえばどうでしょう」
とっととそんな面倒な部屋取り壊して、別の場所に王冠を持ち出せばよいだけである。
だがその答えは皇帝のお気には召さなかったようだ。
「ふざけるな、なんと罰当たりな! この城自体が、帝国が諸国を併合する以前――千年近く前に造られた歴史的建造物の一部なのだぞ! それに、あの部屋は特別な仕掛けがされており、もし決められた方法以外で侵入しようとすれば、たちまち仕掛けが作動して、宝冠ごと酸の海に沈むようになっておるのじゃ!」
「え~? どうしてそんな滅茶苦茶な仕掛けにしたんですかぁ~?」
「知らぬわぁ! 余も先祖に直接文句を言いたいくらいだと言うのにぃぃっ!」
(逆ギレだぁ)



