これはたまらない。反レビエラ派からすれば、油断しているレビエラ王国を電撃的に侵略し、領土のいくばくかを奪い取ってその勝利を自分たちの地盤固めに利用しよう程度の気持ちだったのが、気がつけば自国は孤立し、包囲殲滅の憂き目に遭っている。
この状態でレビエラ王国に兵を向ければどうなるか、それは火を見るより明らか。
ただちに反レビエラ派は軍勢の終結を取り止めると、兵を集めたのは非常事態への対応を忘れぬための軍事演習の一環だったのだと各国に声明を出し、騒動について陳謝した。
この失態により、大きく勢力を伸ばしていた反レビエラ派の臣下たちは多くの批判の声を浴びて失脚する。
同時期に、クラフトは第二皇女と結託して、皇家が反レビエラ派の傀儡となっていた原因、囚われの皇太子を救出していた。彼が命を握られていたせいで、王族たちは思い切った行動を起こせずにいたのだ。そうして反レビエラ派は皇宮内から一掃され、再びエディアン帝へと権力が戻った――。
それから日を待たず、クラフトはレビエラ王国への帰途をたどることになる。
それをリーザ皇女は強く引き留めようとした、だが。
この状態でレビエラ王国に兵を向ければどうなるか、それは火を見るより明らか。
ただちに反レビエラ派は軍勢の終結を取り止めると、兵を集めたのは非常事態への対応を忘れぬための軍事演習の一環だったのだと各国に声明を出し、騒動について陳謝した。
この失態により、大きく勢力を伸ばしていた反レビエラ派の臣下たちは多くの批判の声を浴びて失脚する。
同時期に、クラフトは第二皇女と結託して、皇家が反レビエラ派の傀儡となっていた原因、囚われの皇太子を救出していた。彼が命を握られていたせいで、王族たちは思い切った行動を起こせずにいたのだ。そうして反レビエラ派は皇宮内から一掃され、再びエディアン帝へと権力が戻った――。
それから日を待たず、クラフトはレビエラ王国への帰途をたどることになる。
それをリーザ皇女は強く引き留めようとした、だが。



