「そんなことできないってわかってるくせに。ルゼ様も私の行動を見張るよう第一王子にも命じられてたじゃないですか」
「ぐっ」
ルゼはかわいそうなことに、体のいいメッセンジャー役をデール王太子から押しつけられてしまったのである。もっともそうでなくとも、第三王子が協力を約束した手前、ジェミーだけを放り出して戻るようなことなどできはしないのだろうけど。
「わかってて言ってるんですよ! くそっ、あなたに会ってから滅茶苦茶な行動に付き合わされてばかりだ。あなたたちも、彼女の振る舞いになにか一言ないんですかっ!」
苛立ちを隠せないルゼが、平和そうに帝国の風景を眺めているミリィたちに問いかけたが、そういうのをこのふたりに聞いたのが間違いである。
「トーミアス卿、御嬢様の突飛な行動にいちいち目くじらを立てては心労で倒れてしまいますよ~。終わりよければすべてよしの考えで、あまり深く考えず付き従われた方が」
「うむ。なるようになると、本日の天気のように受け入れるのがコツですな。ルゼ殿もそのうち気にならなくなりますよ。はっはっは」
「なってたまりますかっ! あぐっ!」
「ぐっ」
ルゼはかわいそうなことに、体のいいメッセンジャー役をデール王太子から押しつけられてしまったのである。もっともそうでなくとも、第三王子が協力を約束した手前、ジェミーだけを放り出して戻るようなことなどできはしないのだろうけど。
「わかってて言ってるんですよ! くそっ、あなたに会ってから滅茶苦茶な行動に付き合わされてばかりだ。あなたたちも、彼女の振る舞いになにか一言ないんですかっ!」
苛立ちを隠せないルゼが、平和そうに帝国の風景を眺めているミリィたちに問いかけたが、そういうのをこのふたりに聞いたのが間違いである。
「トーミアス卿、御嬢様の突飛な行動にいちいち目くじらを立てては心労で倒れてしまいますよ~。終わりよければすべてよしの考えで、あまり深く考えず付き従われた方が」
「うむ。なるようになると、本日の天気のように受け入れるのがコツですな。ルゼ殿もそのうち気にならなくなりますよ。はっはっは」
「なってたまりますかっ! あぐっ!」



