それがどうしても気になる。そして今さらになって、ペリエライツ家の娘がなぜクラフトと袂を分かとうとしているのかも。
「このルゼとかいうやつは聞き及んでおらぬが、ジェミーについては前々から探りを入れていたな。ロドム、どう思う」
「はっ。いや、予想外でございます。どの配下から話を聞けど、ペリエライツ家とクラフト殿下が婚約を結ぶのは、もはや時間の問題だと思えましたので」
ロドムの顔にはだらだらと汗が流れている。カレンベール帝国は単純に国土の面積だけを見ればレビエラの一・五倍以上。第二王子があの巨大な帝国の後ろ盾を得ているというのは、それほどまでに由々しき事態なのだ。
「罠だと思うか?」
「正直、意図が測りかねます。我々に警告する意味があるとも思えませぬし。くう、そもそもなぜ、日和見の第三王子が我らの争いに口を挟むのだ!」
ロドムは白くなりかけた髪をぐしゃりとかき混ぜる。
「このルゼとかいうやつは聞き及んでおらぬが、ジェミーについては前々から探りを入れていたな。ロドム、どう思う」
「はっ。いや、予想外でございます。どの配下から話を聞けど、ペリエライツ家とクラフト殿下が婚約を結ぶのは、もはや時間の問題だと思えましたので」
ロドムの顔にはだらだらと汗が流れている。カレンベール帝国は単純に国土の面積だけを見ればレビエラの一・五倍以上。第二王子があの巨大な帝国の後ろ盾を得ているというのは、それほどまでに由々しき事態なのだ。
「罠だと思うか?」
「正直、意図が測りかねます。我々に警告する意味があるとも思えませぬし。くう、そもそもなぜ、日和見の第三王子が我らの争いに口を挟むのだ!」
ロドムは白くなりかけた髪をぐしゃりとかき混ぜる。



