残る気がかりは、物語の結末をジェミーが本当に捻じ曲げられるのか、ということだ。運命パワーも侮れないし、当然クラフトも状況が悪化するにつれ、なんらかの手を打つはず。それをやり過ごすことを思うとまだまだ前途は多難だ。
気づけば頭の上のミリィは鼻歌まで歌っており、テンポよく指先が、ジェミーの背中を刺激する。
「いつでも楽しそうなミリィが羨ましいわ」
「その言いようはあんまりでございます。わたしにだって日々の悩みはございますのに」
「じゃあ最近はどんなことに悩んでいるのよ」
「それはもう。毎日のお夕飯がお肉かお魚かの予想でわたしの頭は忙しいのですよ~」
窓際から射す茜に、うへへとだらしない侍女の笑顔が照らされ、その表情になんだかジェミーの頬もだらしなく緩む。
「あなたはきっと、そのへんの草をしがんでても幸せに生きていけるわ」
「そーかもしれません~」
せっかくジェミーがそのおおらかな精神性を褒めたたえてあげたのに、妄想で夢中な彼女にはあまり聞こえていないようである。
気づけば頭の上のミリィは鼻歌まで歌っており、テンポよく指先が、ジェミーの背中を刺激する。
「いつでも楽しそうなミリィが羨ましいわ」
「その言いようはあんまりでございます。わたしにだって日々の悩みはございますのに」
「じゃあ最近はどんなことに悩んでいるのよ」
「それはもう。毎日のお夕飯がお肉かお魚かの予想でわたしの頭は忙しいのですよ~」
窓際から射す茜に、うへへとだらしない侍女の笑顔が照らされ、その表情になんだかジェミーの頬もだらしなく緩む。
「あなたはきっと、そのへんの草をしがんでても幸せに生きていけるわ」
「そーかもしれません~」
せっかくジェミーがそのおおらかな精神性を褒めたたえてあげたのに、妄想で夢中な彼女にはあまり聞こえていないようである。



