「第一王子側にその提案をなさるならば、まず間違いなく、彼らは第二王子との関係を断つことを要求するでしょうね。あなたはそれでかまわないと?」
「はい」
これは彼らにもクラフトと婚約をするつもりはないのだと知らしめるいい機会だ。ジェミーは力強く言い切った。
「ふむ、それはペリエライツ家の総意なのでしょうか? あなたの一存だけでは――」
「現時点では否だと答えます。父は私が婚約することに乗り気でしたから。しかしそれは娘の幸せを考えてのこと。機を見て私がこのような状況に置かれており、いたずらに王国を乱さないためにはどうすればいいか訴えかければ、必ず父は説得できます」
「……わからないな」
ジェミーの話を聞いてやや思案した彼は、そこでまっすぐにジェミーを見つめた。
「ジェミー嬢、あなたはどうして、第二王子殿下との婚約を拒もうとしているのです? あなたの本音を聞かせていただけませんか」
「っ、それは」
「はい」
これは彼らにもクラフトと婚約をするつもりはないのだと知らしめるいい機会だ。ジェミーは力強く言い切った。
「ふむ、それはペリエライツ家の総意なのでしょうか? あなたの一存だけでは――」
「現時点では否だと答えます。父は私が婚約することに乗り気でしたから。しかしそれは娘の幸せを考えてのこと。機を見て私がこのような状況に置かれており、いたずらに王国を乱さないためにはどうすればいいか訴えかければ、必ず父は説得できます」
「……わからないな」
ジェミーの話を聞いてやや思案した彼は、そこでまっすぐにジェミーを見つめた。
「ジェミー嬢、あなたはどうして、第二王子殿下との婚約を拒もうとしているのです? あなたの本音を聞かせていただけませんか」
「っ、それは」



