ほとんど彼らの印象はジェミーの中に残っていなかったが、ごく幼い頃、従兄としてペリエライツ家に挨拶に来た、深緑の髪をした少年の姿があった気がする。そりゃあ公爵家なんだし、お家の中にもいろいろごたごたがあっても仕方がないかとジェミーは思う。
「親父の方は叔父さんに負い目があるみたいだし、ありがたくワインはいただいてその都度ちゃんとお礼は送ってるみたいだけど、向こうの方はどう思ってんだかな。その内お怒りが溶けるといいんだが」
そんなことを言いながらウィンダスは手にした瓶を傾け、最後の雫がぽたりと落ちる。彼は美味そうにすべて飲み干すと、どんとテーブルにそれを置き。
そして、ジェミーに赤らんだ顔を近づけた。
「お前、危ないことに首をつっ込んでるだろ」
「うえっ」
心当たりがアリアリのジェミーはぐるんと目を逸らすとすっとぼける。
「なな、なんのことですかしらぁ」
「親父の方は叔父さんに負い目があるみたいだし、ありがたくワインはいただいてその都度ちゃんとお礼は送ってるみたいだけど、向こうの方はどう思ってんだかな。その内お怒りが溶けるといいんだが」
そんなことを言いながらウィンダスは手にした瓶を傾け、最後の雫がぽたりと落ちる。彼は美味そうにすべて飲み干すと、どんとテーブルにそれを置き。
そして、ジェミーに赤らんだ顔を近づけた。
「お前、危ないことに首をつっ込んでるだろ」
「うえっ」
心当たりがアリアリのジェミーはぐるんと目を逸らすとすっとぼける。
「なな、なんのことですかしらぁ」



