これでは嘘ついてごめん、本当は未来のアイデアをパクっただけなんですなどとはとても言えない。せめて自分の役割を完遂し、彼女たちの幸せに貢献してやろうとそう決意して、つい最近かっこよく悪女笑いをキメるために購入した扇で自分の顔をパタパタ扇ぎ、この店に対する自信をアピールしてやった。
「よきにはからえ! これからここを大繁盛させて、王都でもその名を知らぬ名店にしちゃうんだから! 皆、私について来なさい!」
「「はいっ!」」
元気のいい挨拶と同時に、隣のミリィからこっそり、ひとつの疑問が投げかけられる。
「して御嬢様。この店舗の名前をどうされるのですか?」
「ああ~、そう言えば決めてなかったわね」
もともとのここの店名は【ラシール服飾店】。パネマの姓を店名に並べただけのなんのひねりもない名前だった。なのでパネマ自身からもぜひとも相応しい名前に改めてほしいと要請を受けていたのだ。
ならば、新オーナーとしてはバシッとセンスのあるネーミングを提供したいところである。
(う~ん。私の個人的な要望から発したお店になるんだし、名前くらい入れてもいいわよね。ジェミー……ジェミーの、なんだろ)
「よきにはからえ! これからここを大繁盛させて、王都でもその名を知らぬ名店にしちゃうんだから! 皆、私について来なさい!」
「「はいっ!」」
元気のいい挨拶と同時に、隣のミリィからこっそり、ひとつの疑問が投げかけられる。
「して御嬢様。この店舗の名前をどうされるのですか?」
「ああ~、そう言えば決めてなかったわね」
もともとのここの店名は【ラシール服飾店】。パネマの姓を店名に並べただけのなんのひねりもない名前だった。なのでパネマ自身からもぜひとも相応しい名前に改めてほしいと要請を受けていたのだ。
ならば、新オーナーとしてはバシッとセンスのあるネーミングを提供したいところである。
(う~ん。私の個人的な要望から発したお店になるんだし、名前くらい入れてもいいわよね。ジェミー……ジェミーの、なんだろ)



