ジェミーはそれぞれを両手にぶらさげさらに違いがないか確かめてみるものの、それ以外の差は発見できない。もしかしたら、王宮で務める人間に尋ねれば、封筒の出所は判明するのかもしれないが、ジェミーにはそんな伝手もない。政務で王宮に入ることもある父だったなら交友関係をたどってどのような人物が使っているのか調べることはできそうだが。
(お父様にこれ以上心配をかけると、外出まで禁止されちゃいそうなんだよな~)
先日の件もある。父の耳に今こんなことを入れたら、たちまち部屋から一歩も出してもらえなくなるだろう。だからダメ。
(と、なると)
ジェミーはいいことを考えついた。
父について仕事を学んでいる兄ウィンダスなら、王宮にも行ったことがあるはずだし、交友関係も自分よりずっと広い。父よりも頭は固くなさそうだし、なんとか言いくるめられるだろう。早速ジェミーは妹らしく我儘を言いつけてやろうと、兄の部屋に意気揚々足を運ぶことに。
(お父様にこれ以上心配をかけると、外出まで禁止されちゃいそうなんだよな~)
先日の件もある。父の耳に今こんなことを入れたら、たちまち部屋から一歩も出してもらえなくなるだろう。だからダメ。
(と、なると)
ジェミーはいいことを考えついた。
父について仕事を学んでいる兄ウィンダスなら、王宮にも行ったことがあるはずだし、交友関係も自分よりずっと広い。父よりも頭は固くなさそうだし、なんとか言いくるめられるだろう。早速ジェミーは妹らしく我儘を言いつけてやろうと、兄の部屋に意気揚々足を運ぶことに。



