放課後、昇降口に来てみると、、、。 俺の下駄箱の上にミニカーが置いてある。
しかも真っ赤なフェアレディーだ。 「誰なんだよ?」
「やあ弘明先輩。 元気になったんすか?」 「元気だけど何か?」
「俺、フェアレディーのミニカーを持ってたから一つあげようと思って。」 「あっそ。」
こいつは1年の山田優策。 野球部で頑張ってるんだってさ。
そのミニカーを眺めていると律子が階段を下りてきた。 「あらあら弘明君じゃない。 ミニカーなんて見詰めてどうしたの?」
「山田がくれたんだってさ。」 「へえ、それって誰か乗ってたよね 確か?」
「確かね。」 そしたら小百合が囁いた。
「高橋先生だよ 律子。」 「そうだったのかーーーーー。」
「驚き過ぎ。」 「だってだって、あの先生がフェアレディーに乗ってたなんて、、、。」
「前から知ってたわよ。」 「何で?」
「だって家の前を走ってくんだもん。」 (ギク、、、。))
「どうしたの? 宏明君。) 「何でもない。 何でもない。)
「そういえばさあ、高橋先生の車に乗ってたよね?」 「人違いじゃないのか?」
「そうかなあ? 楽しそうに喋ってたよね?」 (ドキ、、、。)
「見間違いだよ。 じゃあ先に。) 「怪しいなあ。 宏明君。)
そこへ香澄が下りてきた。 「あれ? 宏明君は?」
「先に行っちゃったわよ。 何か用事でも有るんじゃないの?」 「そっか。」
靴を履いた香澄はそこから猛ダッシュしていった。 「どうなってんの? あの二人。)
「分かんないわよ。 ほっときましょうよ。) 小百合も匙を投げだした感が有る。
「待ってよーーーーーーーーーーーー‼」 後ろからものすごいスピードで香澄が追い掛けてくる。
俺は不意に振り向いてみた。 「いたーーーーーーーい。」
「俺のほうが痛いんですけど、、、。」 「じゃあ急に止まらないでよ。」
「馬鹿みたいにそんなに追い掛けないでよ。」 「追い掛けさせる弘明君が悪いんだからね。」
「追い掛けるほどいい男でもないだろうによ。」 「彼氏なんだもん。 捕まえたいわよ。」
「お前のでっかい尻に敷かれたくないんだけどなあ。」 「高橋先生のほうが大きいと思うけどなあ。」
「あっちはあっち。 こっちはこっち。」 「冷たいなあ。」
「いいじゃん。 じゃあな。」 「あ、こらーーーーー‼ 待てーーーー‼」
交差点まで来ると俺はまた右へ曲がる。 香澄は、、、、、と思ったらそのまままっすぐに突っ切ってしまったらしい。
「あの馬鹿、突っ走っていきやがった。」 いつものようにアイス最中を買って駅へ向かう。
10分ほどしてやっと戻ってきたらしい香澄は息を弾ませながら歩いてきた。 「まったくもう。 私にこれだけ走らせるんだから。」
「運動になったろう? 少しは痩せられるんじゃないか?」 「思い切り食べるから無理ねえ。 ハハハ。」
「やっぱりドデブのお嬢様なんだな。」 「疲れちゃったわよ。 責任取ってね。」
「そう来ると思ったわ。 はい、餌。」 「あ、ありがと。」
「やっぱり最中には敏感なんだなあ。 最中屋と結婚したらどうだ?」 「そうねえ。 一生 宏明君におごってもらうわ。」
「何で俺なんだよ?」 「彼氏だからよ。 オホホ。」
「またやってるわ。 あの二人は飽きないのねえ。」 「終わるのは死ぬ時よ。」
「死んでも終わらないかもよ。」 「そうねえ。 除霊でもしないと終わらないかもね。」
律子と小百合はスマホでそんなことを話し合うのでありました。 チーン。
電車に乗っても香澄のハイテンションは変わりません。 今にも飛び回りそうな勢いです。
「何うずうずしてんだよ? 柴犬。」 「私、柴犬じゃないもん。 人間だもん。」
「へえ、お前が人間ねえ。」 「ご不満ですか?」
「大いにご不満ですわよ。 お嬢様。」 「だからさあ、いつになったらやめてくれるの?」
「お前が変わればやめてやるよ。 お嬢様。」 「まったく、、、意地悪なんだから。」
「頑固なんだからなあ。 最中にはすごーーーーーく弱いくせに。」 「それでもいいんだもん。 宏明君の彼女だからいいんだもん。」
「へえへえ。 俺は大迷惑ですけどねえ。」 「喜んでよ。 ちっとは。」
「昔なら喜んだかもなあ。」 「昔ってどれくらい前よ?」
「そうだなあ、地球が生まれる前。」 「宇宙だって無いじゃない。 馬鹿みたい。」
「お前よりはましだけどなあ。」 「弘明君より私のほうがいいわよ。 ウフ。」
「きもいからやめてくれ。」 「じゃあさあエッチしたことばらしちゃうぞ。」
「待て待て。 ずるいぞお前。」 「でしょう? だったら優しくしてよね。 ダーリン。」
こうして最後には丸め込まれる俺なのですよ。 何とかしてくれーーー。
こうしてやり合っていたら二人して降り損ねてしまった。 「やったあ。 デート確定だあ。」
「お幸せにねえ。 香澄お嬢様。」 「いいのいいの。 ずーーーーーーーーーっと一緒なんだからねえ。」
「ほんとに疲れるわ。 大作にでもやろうかな。」 「やだやだ。 あんな芋男。」
「いいじゃん。 ピッタリでございますよ。 お嬢様。」 「だからお嬢様はやめてって言ってるでしょう?」
「死んでもやめないもん。」 俺なんだもん。」 「真似しないでよ。 馬鹿。」
「馬鹿馬鹿言わないでよ。 馬鹿。」 「弘明君こそ馬鹿馬鹿言わないでよ。 馬鹿。」
「馬鹿しか無いんかい? 馬鹿。」 「馬鹿しか無いのよ。 馬鹿。」
いつまでやってんだろう? 電車は鴬が丘に着いてしまった。
「さあ乗り換えるぞ。」 「ああ、待ってよ。 待ってったらーーーーー‼」
ここでも派手に追いかけっこをしてしまう俺たちなんですわ。 飽きないもんだなあ。
電車で舞い戻ってきたのはいいけれど香澄はまたまた俺にくっ付いてきた。 「またうちに来るんかい?」
「いいでしょう? 彼女なんだから。」 「いい加減に疲れるけど、、、。」
「何でよ?」 「だいたいなあ、勝手に思い込んどいて文句言い過ぎなんだよ。」
「いいじゃんいいじゃん。 小さい時からの付き合いなんだから。」 「しゃあないな。 殺すしかねえか。」
「何ですって? 私を殺す気?」 「殺したいよ。 こんなうざいやつ。」
物騒な話をしながら家にまでやってきました。 と、、、。
「あらあら香澄ちゃんまで来たのね?」 買い物帰りらしい姉ちゃんが寄ってきた。
「電車で遠回りしちゃったから付いてきました。」 「遠回り?」
「降り損ねて鶯にまで行っちゃったんだよ。」 「なあんだ、そういうことか。」
姉ちゃんは先に入っていった。 「お母さん 香澄ちゃんが来てるわよ。」
わざわざ母ちゃんまで呼ぶもんだから香澄まで喜んじゃって、、、。 後が思いやられるわ。
そんなわけで今夜も5人で夕食をってことになりました。 先が思いやられるわ。
結婚してもこうなりそうだなあ。 我が家は大所帯になりそうだ。
美和ーーーーー、助けてよーーーーーー‼
食事を済ませてのんびりしようと思ったら姉ちゃんが入ってきた。 「どうしたんだよ?」
「香澄ちゃんと三人でお風呂に入ろうと思ってさあ、、、。」 「なぬ? あの風呂に三人で入るのか?」
「ダメだったかなあ?」 「ダメダメ。 狭いし小さいし、、、。」
「そうなのか。 じゃあ、ばらしちゃうぞ。」 「待て待て。 それは無し。」
「じゃあ一緒に入ろうね。 ひ、ろ、あ、き。」 「しゃあねえなあ。 どいつもこいつも飢えてるんだから。」
「何か言った?」 「言ってないけど、、、。」
「飢えてるって言ったわよねえ? それってあ、た、し、のことなのかなあ?」 「みんなだよ。 み、ん、な。」
「あっそう。 そうよねえ。 可愛がってくれないんだもんねえ。 宏明は。」 「だから何で俺なんだよ?」
「いつでも抱いていいよって言ってるのに抱いてもくれないし、ねえ、あ、な、た。」
「ったくもう、、、。」
脱衣所に入るとさすがに三人はいっぱいだったのか、姉ちゃんも香澄もピッタリとくっ付いてきやがるぜ。 「今夜はどっちを食べてもいいからねえ。」
悩ましい顔で訴えてくるからますます萌えちまうぜ。 まいったなあ。
しかも真っ赤なフェアレディーだ。 「誰なんだよ?」
「やあ弘明先輩。 元気になったんすか?」 「元気だけど何か?」
「俺、フェアレディーのミニカーを持ってたから一つあげようと思って。」 「あっそ。」
こいつは1年の山田優策。 野球部で頑張ってるんだってさ。
そのミニカーを眺めていると律子が階段を下りてきた。 「あらあら弘明君じゃない。 ミニカーなんて見詰めてどうしたの?」
「山田がくれたんだってさ。」 「へえ、それって誰か乗ってたよね 確か?」
「確かね。」 そしたら小百合が囁いた。
「高橋先生だよ 律子。」 「そうだったのかーーーーー。」
「驚き過ぎ。」 「だってだって、あの先生がフェアレディーに乗ってたなんて、、、。」
「前から知ってたわよ。」 「何で?」
「だって家の前を走ってくんだもん。」 (ギク、、、。))
「どうしたの? 宏明君。) 「何でもない。 何でもない。)
「そういえばさあ、高橋先生の車に乗ってたよね?」 「人違いじゃないのか?」
「そうかなあ? 楽しそうに喋ってたよね?」 (ドキ、、、。)
「見間違いだよ。 じゃあ先に。) 「怪しいなあ。 宏明君。)
そこへ香澄が下りてきた。 「あれ? 宏明君は?」
「先に行っちゃったわよ。 何か用事でも有るんじゃないの?」 「そっか。」
靴を履いた香澄はそこから猛ダッシュしていった。 「どうなってんの? あの二人。)
「分かんないわよ。 ほっときましょうよ。) 小百合も匙を投げだした感が有る。
「待ってよーーーーーーーーーーーー‼」 後ろからものすごいスピードで香澄が追い掛けてくる。
俺は不意に振り向いてみた。 「いたーーーーーーーい。」
「俺のほうが痛いんですけど、、、。」 「じゃあ急に止まらないでよ。」
「馬鹿みたいにそんなに追い掛けないでよ。」 「追い掛けさせる弘明君が悪いんだからね。」
「追い掛けるほどいい男でもないだろうによ。」 「彼氏なんだもん。 捕まえたいわよ。」
「お前のでっかい尻に敷かれたくないんだけどなあ。」 「高橋先生のほうが大きいと思うけどなあ。」
「あっちはあっち。 こっちはこっち。」 「冷たいなあ。」
「いいじゃん。 じゃあな。」 「あ、こらーーーーー‼ 待てーーーー‼」
交差点まで来ると俺はまた右へ曲がる。 香澄は、、、、、と思ったらそのまままっすぐに突っ切ってしまったらしい。
「あの馬鹿、突っ走っていきやがった。」 いつものようにアイス最中を買って駅へ向かう。
10分ほどしてやっと戻ってきたらしい香澄は息を弾ませながら歩いてきた。 「まったくもう。 私にこれだけ走らせるんだから。」
「運動になったろう? 少しは痩せられるんじゃないか?」 「思い切り食べるから無理ねえ。 ハハハ。」
「やっぱりドデブのお嬢様なんだな。」 「疲れちゃったわよ。 責任取ってね。」
「そう来ると思ったわ。 はい、餌。」 「あ、ありがと。」
「やっぱり最中には敏感なんだなあ。 最中屋と結婚したらどうだ?」 「そうねえ。 一生 宏明君におごってもらうわ。」
「何で俺なんだよ?」 「彼氏だからよ。 オホホ。」
「またやってるわ。 あの二人は飽きないのねえ。」 「終わるのは死ぬ時よ。」
「死んでも終わらないかもよ。」 「そうねえ。 除霊でもしないと終わらないかもね。」
律子と小百合はスマホでそんなことを話し合うのでありました。 チーン。
電車に乗っても香澄のハイテンションは変わりません。 今にも飛び回りそうな勢いです。
「何うずうずしてんだよ? 柴犬。」 「私、柴犬じゃないもん。 人間だもん。」
「へえ、お前が人間ねえ。」 「ご不満ですか?」
「大いにご不満ですわよ。 お嬢様。」 「だからさあ、いつになったらやめてくれるの?」
「お前が変わればやめてやるよ。 お嬢様。」 「まったく、、、意地悪なんだから。」
「頑固なんだからなあ。 最中にはすごーーーーーく弱いくせに。」 「それでもいいんだもん。 宏明君の彼女だからいいんだもん。」
「へえへえ。 俺は大迷惑ですけどねえ。」 「喜んでよ。 ちっとは。」
「昔なら喜んだかもなあ。」 「昔ってどれくらい前よ?」
「そうだなあ、地球が生まれる前。」 「宇宙だって無いじゃない。 馬鹿みたい。」
「お前よりはましだけどなあ。」 「弘明君より私のほうがいいわよ。 ウフ。」
「きもいからやめてくれ。」 「じゃあさあエッチしたことばらしちゃうぞ。」
「待て待て。 ずるいぞお前。」 「でしょう? だったら優しくしてよね。 ダーリン。」
こうして最後には丸め込まれる俺なのですよ。 何とかしてくれーーー。
こうしてやり合っていたら二人して降り損ねてしまった。 「やったあ。 デート確定だあ。」
「お幸せにねえ。 香澄お嬢様。」 「いいのいいの。 ずーーーーーーーーーっと一緒なんだからねえ。」
「ほんとに疲れるわ。 大作にでもやろうかな。」 「やだやだ。 あんな芋男。」
「いいじゃん。 ピッタリでございますよ。 お嬢様。」 「だからお嬢様はやめてって言ってるでしょう?」
「死んでもやめないもん。」 俺なんだもん。」 「真似しないでよ。 馬鹿。」
「馬鹿馬鹿言わないでよ。 馬鹿。」 「弘明君こそ馬鹿馬鹿言わないでよ。 馬鹿。」
「馬鹿しか無いんかい? 馬鹿。」 「馬鹿しか無いのよ。 馬鹿。」
いつまでやってんだろう? 電車は鴬が丘に着いてしまった。
「さあ乗り換えるぞ。」 「ああ、待ってよ。 待ってったらーーーーー‼」
ここでも派手に追いかけっこをしてしまう俺たちなんですわ。 飽きないもんだなあ。
電車で舞い戻ってきたのはいいけれど香澄はまたまた俺にくっ付いてきた。 「またうちに来るんかい?」
「いいでしょう? 彼女なんだから。」 「いい加減に疲れるけど、、、。」
「何でよ?」 「だいたいなあ、勝手に思い込んどいて文句言い過ぎなんだよ。」
「いいじゃんいいじゃん。 小さい時からの付き合いなんだから。」 「しゃあないな。 殺すしかねえか。」
「何ですって? 私を殺す気?」 「殺したいよ。 こんなうざいやつ。」
物騒な話をしながら家にまでやってきました。 と、、、。
「あらあら香澄ちゃんまで来たのね?」 買い物帰りらしい姉ちゃんが寄ってきた。
「電車で遠回りしちゃったから付いてきました。」 「遠回り?」
「降り損ねて鶯にまで行っちゃったんだよ。」 「なあんだ、そういうことか。」
姉ちゃんは先に入っていった。 「お母さん 香澄ちゃんが来てるわよ。」
わざわざ母ちゃんまで呼ぶもんだから香澄まで喜んじゃって、、、。 後が思いやられるわ。
そんなわけで今夜も5人で夕食をってことになりました。 先が思いやられるわ。
結婚してもこうなりそうだなあ。 我が家は大所帯になりそうだ。
美和ーーーーー、助けてよーーーーーー‼
食事を済ませてのんびりしようと思ったら姉ちゃんが入ってきた。 「どうしたんだよ?」
「香澄ちゃんと三人でお風呂に入ろうと思ってさあ、、、。」 「なぬ? あの風呂に三人で入るのか?」
「ダメだったかなあ?」 「ダメダメ。 狭いし小さいし、、、。」
「そうなのか。 じゃあ、ばらしちゃうぞ。」 「待て待て。 それは無し。」
「じゃあ一緒に入ろうね。 ひ、ろ、あ、き。」 「しゃあねえなあ。 どいつもこいつも飢えてるんだから。」
「何か言った?」 「言ってないけど、、、。」
「飢えてるって言ったわよねえ? それってあ、た、し、のことなのかなあ?」 「みんなだよ。 み、ん、な。」
「あっそう。 そうよねえ。 可愛がってくれないんだもんねえ。 宏明は。」 「だから何で俺なんだよ?」
「いつでも抱いていいよって言ってるのに抱いてもくれないし、ねえ、あ、な、た。」
「ったくもう、、、。」
脱衣所に入るとさすがに三人はいっぱいだったのか、姉ちゃんも香澄もピッタリとくっ付いてきやがるぜ。 「今夜はどっちを食べてもいいからねえ。」
悩ましい顔で訴えてくるからますます萌えちまうぜ。 まいったなあ。



